片岡大志Official Blog

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シンガーソングライター 音楽プロデューサー 片岡大志のオフィシャルブログです。

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【夏秋のライブ情報】※ブログ末に詳細掲載
●8月30日(Fri)・大阪心斎橋@「夜を灯して」

●9月6日(Fri)・東京@「新宿SACT」

●9月14日(Sat)・大分市@「f sound cafe」

●10月5日(Sat)・甲府市@「ハーパーズミル」

●10月8日(Tue)・東京@「新宿SACT」

 

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ゲリラ豪雨ってネーミングは

いつ頃から使われていたんだろうと、

ちょっと気になったので検索したら

まんまとWikipediaに載っていた。

2008年に流行語大賞に選出されているから、

それ以降に一般的な名詞になったようだ。

 

おれは高性能な晴れ男だから、滅多に

ゲリラ豪雨にヤラれたりしないんだけど、

この夏は二、三回ズブ濡れになってる。

でも、夏の夕立は嫌いじゃないんだよな。

 

まず、夕立前の気配がいいんだ。

アスファルトに蒸した雨のにおいが

立ち込め、上空はみるみる暗くなる。

にわかに音量の上がる蝉の鳴き声。

 

近い遠い雷鳴。明滅する雲の切れ間。

ぬるい風の中、人々は小走りになる。

信号待ちでは不吉な黒雲を仰いでる。

 

そのとき街は、無防備なジオラマだ。

巨大な水蒸気にさらされた箱庭では

高いビルも、低い屋根も、車も電車も

放置自転車も、目前に迫った一大事を

無抵抗に待つだけのミニチュア模型になる。

 

やがて数刻後、湿度がぐんぐん上がり、

予想の通り、大粒小粒が落ちてくる。

 

ぽつりぽつり、ぽつぽつぽつ<<<

いまかいまか、くるぞくるぞ、雨粒は

クレッシェンド<<<に強さを増して

「 」一瞬の静けさ。ひと呼吸おいて

直後「ざざー!」無差別級豪雨着弾!

 

土砂降りのマシンガンは、歩道に車道に

裏路地に、容赦無い一斉掃射を撃ち続け、

有視界はナイアガラの滝、大音量の滝の

轟音、何も見えない聞こえないゲリラ豪雨。

 

そんな映画ワンシーン的な成り行きを

避難した安全地帯(居酒屋)から眺める。

冷え冷えの生ビールを片手に、夕立観戦を

決め込むのは、スリル満点で気分がいい。

意地悪な顔して「もっと降れーい」とか

なるほど、ひとは安全地帯が大好きです。

 

ひと昔前の「夕立」と「ゲリラ豪雨」

とでは、何が違うのかわからないけど、

どちらにも共通してるのは、この劇的な

ワンシーンはあっという間に終わること。

 

あっという間に夕立が行ってしまい、

雨に洗い流された路上に出る。で、当然

二軒目をどこにしたものかと、飲み屋街を

徘徊することになる。祭りの続きといった

風情で二度楽しい。似たような思いつきの

酒呑みたちが、熱帯魚みたいに彷徨いてる。

 

 

おれは煙草を吸わせてくれそうな古めかしい

立ち飲み屋を選んで、もう一杯呑るところ。

モツ串を乗せる焼き台を眺めながら麦酒だ。

 

 

そんな風に、おれは元気にやってます。

久しぶりに、どうでもいい酒呑み譚を

書き散らかすのは、なかなか気分がいい。

 

大怪我のあと、ちょっと報告しただけで

このページを放ったらかしにしてたから

心配をかけたよね。理由がないわけじゃ

ないんだけどさ。ああ、それ以前に、

この頁を忘れずにいてくれてありがとう。

 

今年は月に一回くらいのペースで、

ライブを継続しようと考えていて

いまのところ、まあまあ達成できてる。

今週からは、大阪、新宿、大分、甲府、

また新宿としっかり予定を入れてます。

歌を聴きに来てもらえたら嬉しい限り。

 

ギター片手に音楽の旅を続けること、

これがおれの音楽人生の道標です。

行きたい街がいっぱい、あります。

会いたいひとがいっぱい、います。

未だ逢えていないひとに、会いたい。

 

かたおかだいしより

 

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○片岡大志Live 2024年8月30日(Fri)

@大阪【夜を灯して】

大阪市中央区西心斎橋1-8-4 白木屋ビル2F

yorutomo24.jimdofree.com

 

With 三浦コースケ/木下徹/真田柊太/O.A 梶有紀子

※出演順は18:35にあみだくじにて決定

Open/Start 18:30/18:40

¥600(1drink ¥600別途)

※Live終了後投げ銭宜しくお願いいたします

○ご予約はこちら

https://yoruwotomoshite.com/reservation/

 

 

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○片岡大志Live 2024年9月6日(Fri)

@新宿SACT!

「~18周年記念月刊-Harvest Moon-」

出演:片岡大志・カネノブテツヤ・高橋研

Open 19:00 Start 19:30
¥3,000+1drink(当日¥3500)

※チケット予約  https://tiget.net/events/338291

 

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○片岡大志Live 2024年9月14日(Sat)

@大分県【f sound Cafe】

https://f.j-st.net/

「奏の栞~3マンライブ」

出演・片岡大志・こうべえ・JOHNNY

Open 18:30 Start 19:00

¥3,000+1drinkサービス!

 

 

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○10月5日(土) @山梨県甲府市【ハーパーズミル】 

片岡大志 山口進 大友マサノリほか

 

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○片岡大志Live 2024年10月8日(Tue)

@新宿SACT!

「片岡大志×龍之介 2マンJoint Live!」

・サポートwith はんだすなお

Open 19:00 Start 19:30
¥3,500+1drink(当日¥4000)

※チケット予約
https://tiget.net/events/340659




【Lights Are Changing】
sing by Mary Lou Lord

written by Nick Saloman

 

Disappearing out of sight

along the open road

Into indistinct horizons

I had no time to reload

 

ぼやけた地平線が

大通りに沿って見えなくなっていく

やりなおしてる暇なんてないのさ

 

Like a silver bullet from a gun

An arrow from a bow

Like an equine star

You hear about it everywhere you go

 

銀色の銃弾 弓から放たれる矢

それとも駿馬のように

どこへ行こうとも お前にはわかるのさ

 

All through nebula

I was racing in my mind

I tripped the light fantastic

And I've never looked behind

 

星雲を突っ切りながら

おれはレースしてたんだよ

途方もない光の中を旅して 振り返りもせずに

 

You slow down you slow down

Lights are changing

You slow down you slow down

Our lights are changing

 

スローダウンするんだ

スローダウンするんだ

信号が変わるからな ゆっくりとだぜ

信号が変わるところだからな

 

You fly so high and move so fast

You're running blindly from the past

Slow down you slow down

When lights are changing

 

お前は空高く飛び 跳ねまわる

過去から闇雲に 逃れるように

スローダウンするんだ

信号が変わるところだからな

 

Looking through these hollow eyes

Across the great unknown

Growing greater every second

Growing harder with each stone

 

落ちくぼんだ目で

偉大なる未知を見渡せば

それは秒毎に大きさを増して

どんどんハードになっていく

 

And you who judge your freedom

by the quantity you score

Does it make you any freer

If you took a little more

 

そしてお前は お前の自由を計ってみる

数えきれない功績を物差しに

もっと手に入れておけば

もっと自由になれたのかい

 

All that summertime

I revolved around your eye

In accelerating spirals

in an asymmetric sky

 

あの夏のあいだ ずっと

お前の眼球を周回していた

非対称の空に 加速しながら螺旋を描いて

 

You slow down you slow down

Lights are changing

You slow down you slow down

Our lights are changing

 

スローダウンするんだ

スローダウンするんだ

信号が変わるからな ゆっくりとだぜ

信号が変わるところだからな

 

――――――――――――――――

 

メアリールーと会ったのは、2003年の

3月のことだから、もう20年以上前なのか。

 

僕は小さなレーベルのプロデューサーで、

そこからは、洋楽のCDを3枚だけ発売した。

 

メアリーは’98年にSONY社から華々しい

全世界メジャーデビューを果たしたけど、

トラブル続きでインディーズに戻っていた。

 

タワーレコードの洋楽フロアの

彼女の名前の棚に、輸入盤の新譜が

置いてあると宝物を見つけたような

気分になった。メアリールーと仲の良い

アーティストの輸入盤も次々に買い漁った。

 

彼女の国内独自編集のオムニバスCDは2枚。

SONYからリリーズされたメジャー盤も

素晴らしいけど、僕が担当したこのCDは

メジャーにはない自由な空気に満ちてる。

Amazonとかをみると、まだ少しだけ

流通してるっぽいから、聴いてみてほしい。

 


 

退院してから、

仕事部屋に戻ると、積み上がったCDの

一番上に、このアルバムジャケットが

乗っていて、CDはプレイヤーの中に

入れっぱなしだった。よし、これから始めるか。

 

脳出血の話をしたけど、

その後、あまり情報を出してなかったから

ちょっと心配をかけちゃったな。すまぬ…。

 

たぶん、この手の疾患としては

軽症なんじゃないかって思う

(医者は重い軽いとかは言わないが)。

日常生活には大きな支障が出ていない。

でもあれこれ違和感があるな。それは

どうやら、この新しいパソコンの韓国語

キー配列のせいだけじゃなさそうだ。

 

右手というか、右半身の温度の

感じかたが鈍くなっている感じがする。

食べ物の温度の感じ方もだな。

 

右足の持ち上がり(どう書けばいいのか)が

やや足りないので、階段で爪先がぶつかる。

危ないので、階段は慎重に上がり下り、と。

 

ギターを弾いてみたら、

右手の中指と薬指が動きにくい。

大きな動きは大丈夫だけど、細かい音符に

伴う動作はリハビリテーションが必要そうだ。

 

あとは、全体的にスローモーション、

右側の動きが鈍いからなんだろうなー。

で、ふとした瞬間に単語を思い出せない

(ってのはいつものことかもしれないが)。

 

大学のセンセ業務は再開しています。

学生たちには事情を話して

「いつもより声が小さいから」と

伝えたら、みんな前の方の席に座ってくれる。

 

僕を病院に送りとどけてくれた

恩人の

藤田千章センセは、4月20日にご自身の初ソロアルバム発売

という

大仕事があるにも関わらず、スローな

僕をとにかく気にかけてくれて、

いちいち仕事を先回りしてくれる。優しい…。

 

「Lights Are Changing」を聴いていたら

メアリールーが「これは歳を取るってことを

歌っているのよ」と言っていたのを思い出した。

 

この投稿用に歌詞を翻訳していたら、

「だよねー」そう思うところ多いにあり、

スローダウンしろってことなのか、と。

 

この楽曲をメアリーに提供したニックは

元気なんだろうか。検索かけたら69歳だ。

ロンドンで一緒に録音仕事したときは

おれと同じくらいの歳だったんだなー。

すごい量のビールを飲みまくってたなー。

ぜんぜんSlow Downって感じじゃなかったなー。


 

そんな風にやってます。

近況報告でした。

東京はツツジが咲きはじめたよ。

咲いたばかりの真っ白なツツジ。

おすそ分けに送ります。

雨が上がるといいな。今夜は寒いね。

 

’22年4月18日 真夜中に 片岡大志より

 

四谷から

市ヶ谷に抜ける道、

今年の桜は早いかもよと

総武線を眺めていたら

あれ、かすかな香り、

ええっと、どこに?

 

まだ咲いたばかりの

沈丁花が、歩道の植栽に並んでる。

立ち止まって

顔を近づけると、

甘くて、懐かしいにおい。

どこか遠い国の夜伽のような

非現実な香りに感じる、僕には。




2月下旬には、
山口進(夜ハ短シ)とライブだった。
「師匠と弟子でしっぽりと」
そんなタイトルでお送りしました。

山口進をつかまえて弟子呼ばわりも
何かと思うんだけど、うん、やっぱり
かるーく自称師匠を超えちゃってる
愛あふれる素晴らしい演奏だった...。

この夜は野方の
ヴァーティゴ2」でのライブだったけど、
来てくれたひとにはわかると思うけど、
マスター岡村くんの人柄が良くって
彼の手作りの店の音が素晴らしくって
来てくれるお客さんも、ここなら
リラックスして聴いてもらえるだろう、と
確信できたので、ライブ再開できたわけ。



僕もリラックスしてライブを楽しんだ。
というよりも、お客さんとの再会を
ココロの底から楽しんだ。嬉しかった。
音楽はこんな風にあるべきと、
仲間にもお店にもお客様にも恵まれて。
ma、写真借りましたー^^)

 


 

 

今年も卒業式がやってきた。

女の子たちは皆んな綺麗な彩りで、

男どもは堂々とした貫禄さえ振りまき、

ああ、皆んな立派になったなあ…。

 

 

 

四年前の春の日から

この晴れの日まで、

ひとりひとりが、たっくさーんのことを

うまくやれたり、やれなかったり、

仲間に頼ったり、最後は自力で立ち上がったり

泣いたり笑ったりしたわけだよね。

 

 

滑って転んで七転八倒

だけど笑い飛ばしながら、

皆んなの「青春!」はボウボウに燃えてた。

キャンプファイヤーみたいな四年間だった。

一緒にフォークダンスを踊れて嬉しかった!

この次のステージも皆んななら

きっと輝かしい時間にすることができるはず。

卒業おめでとう!元気でね!アディオス!

 


 

卒業式が終わって

気が抜けたように

喫煙所で一服していると

「ダイシくん、何かやっぱりおかしいな」

藤田千章先生が、僕の手を引っ張って

保健室へ連れ込んだ。

その場で血圧と体温を測ったら、

「あー、これはダメだ。一緒に病院に行こう

あれよあれよという間に車で病院に着いて

MRIの撮影をしたら、脳出血の写真。

そのまま入院して今日に至ります。

 

 

現状は脳出血は止まっていて、

血圧を下げる薬を使っています。

いつ退院とお医者さんは教えてくれない。

とにかく頭部を休ませたいらしい。

左脳に出血があったから、

右半身にあれこれと

症状が出てきそうなんだけど、

右手がちょっと遅い気がする

(パソコンの入力が遅い)

右足がちょっと不安定な気がする

くらいしか自己症状がない。

とりあえず休めるかぎり休みます。

 

22年3月17日未明 片岡大志より

 

 

〈マリンスノウ〉

 

ほらね 夢みたいだろう

ぎゅっと 抱き合えばね

でもね 寂しかったよ

あったかい涙がこぼれてた

 

白く骨みたいに

ふたり 切り取られて

「キレイ」って 呟いたら

朝になっちまうのに

 

みんな ひとりぼっちのピアニストさ

ああ 巡り合ったときから

ぎこちない指先で

鍵盤を追いかけた 追いかけた

 

宝石がこぼれてく

確かに あなたがいた場所に

粉々に それは手に取ることができない

 

どこにも帰れない想いが

多すぎた言葉が

いまもまだピアノを弾いている

Closing time

 

ある日 雪が降った日に

電話してみたよ

いまは「その番号は使われて」ないみたい

 

外を見てごらんよ

トウキョーのどこかに

ビルとビルの間に流れて消えてゆく

マリンスノウ

 

何度も読み返した手紙のように

ああ 嬉しかった一言が

自由で不自由な真夜中に

空の彼方から聴こえてくる

 

宝石がこぼれてく

確かに あなたがいた場所に

粉々に それは手に取ることができない

 

あまいにおい あなたと見ていた

あまい夢のにおい

冬服に閉じこめた 空の下 マリンスノウ

 

ほらね 夢みたいだろう

ぎゅっと 抱き合えばね

でもね 寂しかったよ

あったかい涙がこぼれてた

 

 

●2022年2月23日(水・祝)

「ふたり唄会~師匠と弟子でしっぽりと…」

VERTIGO

片岡大志 山口進

Open 18:30 Start 19:00

¥2800+2Drink order

東京都中野区丸山2-1-1(西武新宿線野方駅北口徒歩7分)


金木犀が咲きました。

僕にとっては毎年、とても特別なことです。

 

奇跡的な復活を果たした

(愛すべき)新宿Sact!が

素晴らしい先輩方との番組を用意してくれました。

うまい言葉が見つからないんだけど、

(もうふた晩も過ぎてる)

とにかく、ありのまま演ってみます。

2021年10月10日(日)
新宿SACT!「子午線の歌酔祭」
 開場16:00 開演16:30 
前売り¥3,500+1drink
※30席限定
出演:
片岡大志
/佐木伸誘/
高橋研
チケット情報 :
 基本TIGET
予約 https://tiget.net/events/145781


Mail(SACT!)  sact.0108@gmail.com

 

2021.9.13 金木犀の夜に 片岡大志

 

 

ある日のこと。

 

宮川くん、力を貸してほしいんだ。

浦、ちょっと頑張りたいんだ。

有瀧さん、お願いできる?

 

バンドメンバーとの再会は

一年と二ヶ月以上ぶりだった。

 

 

ぐずぐずしていても仕方ない。

出来ることをやろう、と。

 

ギターを持って出歩くのが

久しぶり過ぎて、何だかなー。

 

宮川剛。やっぱり凄い。

リズムの化身だわ。。

 

 

浦清英。何も言うまい。

全てを任せることができる。

 

 

有瀧敬之。わかってくれる。

僕の音楽のこと。バンドのこと。

 

 

時間的な制約があったから

ドラム・ベース・ピアノと

僕のヤイリギター、仮歌まで三曲。

 

 

続きは内田充、湯浅佳代子、

両氏にバトンを繋いで作ります。

 

制作用に新しいMacBookProを

買ったから(中古だけど)

そのセットアップに四苦八苦。

 

やっとのことで録音した

音源ファイルを開くと…

凄いベーシックトラックが録れてる…。

俄然張り切るしかないヨ!!

 

 

ちょっと時間がかかるかもだけど、

完成を待っていて下さいね。

 

 

 

世の中がどうであれ、

しっかり麺活してまっせ。

(数えたらまだ20杯だった…)

 

 

久しぶりの「べんてん」は改めて

驚くべき名店ラーメンだったな、と。

 

 

中太ストレート自家製麺の、つるん

ちゅるんとした食感と、極上スープとの

絡みは、艶かしいという形容詞よりも

もはや「エロスの域」が正しいかと…。

 

 

それならばと、直系のお弟子さんの

としおか」にも訪問。こちらは

11時開店前の到着で一時間待ち…。
しかし、待てば食べれるという幸せ。

 

 

小盛で注文するつもりが、空腹に負けて

並盛を伝える(並盛で250グラム)。

 

 

そういえば高田馬場時代、暖簾には

手書きで「麺/太/濃/多/美味」とあった。

 

 

直系DNAを継ぐ、としおかの現在も

しっかりそのまま、さらに進化した味わい。

っつか、美味しすぎて気絶するかと思った。

麺のエロス具合は、師匠のが一段上手か。

 

 

 

誕生日のメッセージをありがとう。

返信とか全然しなくってごめんよ。

その日は、ケータイを機内モードにして

一日中、本を読んでたよ。古典のSF。

 

そうそう。山梨から1ダースの

葡萄酒が届いたんだ。嬉しかった。

今夜もこれから呑みます。

 

僕はテレビを見るのを止めました。

ラジオも気持ち悪い。マスメディアの

報道は何もかも気味が悪い。自分の目で

耳で鼻で肌で感じたことに頼るとします。

 

「春一番が吹いた」って誰かが言った。

そんなことはどうでもいい。今日、僕は

川沿いを自転車で走りながら「春」の

においをキャッチした。これでいい。

自然は尊い。ありのままだから。

 

 

あーっそうそう!

毎年、四月になると恒例だった

富山・黒部市桜花園での「桜まつり」!

今年は4月4日(Sun)に開催!

そしてゲストに「猫耳クラブ」が登場!

 

 

無事に出来るといいなー。

リハビリしなくちゃなー。

ヨースケがいないのは寂しいけど、

ヨースケと一緒に奏でた音楽を、

みんなで分けあえるのが嬉しい!

 

2月13日未明に 片岡大志より
 




2021年になりましたね。

大晦日のうちにブログを

更新したかったんだけど

脳を空っぽにしてラーメンを作ってたら

あっという間に一日が過ぎちゃった。

(Twitterで実況に挑戦してみました)

 

みなさん、お元気ですか。

こちらは健康!ピンピンしてます!

いっぱい話したいこと、あるけれど

言葉を選ぶのが難しい。ごめんなさい。

 

 

2020年は自作ラーメン

飛躍の年でしたよ、と。

YouTubeには色んな作り方をしてる

自作ラーメンの動画があったけど、

満遍なく見ていたら道理がわかるなあ。

 

まずは素材をしっかりキレイにすることね。

この大晦日は冷凍の親鶏を使ってみました。

 

60度くらいのお湯で血合いを掃除して、

鍋にしっかり浸かるように手羽やモモを

解体して、香味野菜と一緒に沈めます。


 

水は4リットルくらい。これを半分まで

五時間ほどで煮詰めていく作戦です。

 

香味野菜はあれこれと試したけど、

ネギの青いところと、生姜とニンニク、

あんまり多く入れる必要はなさそうです。

(人参を入れるとちょと甘みが出ます)

 

最初の沸騰時だけ、灰汁を取って

後は弱火で放置します。

あんまり灰汁を取ると旨味もなくなります。

 

酒・みりん・醤油・ゴマ油でメンマを炒めて

酒・みりん・醤油を煮切り、茹玉子を漬ける。

ほうれん草はさっと湯通しして色どり用に。



 

煮豚を作ろうかと思ったけれど、

国産豚バラ肉のスライスが手に入ったので

これをスープ鍋に10分ほど沈めてから、

またしても酒・みりん・醤油で炒めます。

 

このとき、鍋で出がらしになったニンニクを

潰して一緒に炒めます。ニンニクの風味が

ついて良い感じ。生姜の擦り下ろしも少々。

 

四時間くらい経ったところで、

親鶏の旨味が抜けてパサついてきたら

鳥胸肉のミンチを投入して補強します。

(これをやると間違いない旨さになる)

 

鍋の水面に浮かんできたキラキラ鶏油を

すくって濾して、香味油用にします。

 

魚介風味もちょっと足したいので、

アゴ煮干しと節ミックスを水出しした

小鍋にも着火して、弱火でコトコト。

(節から酸味が出たので少々だけ使う)

 

五時間煮込んだら、そろそろいいかな。

寸胴から濾しながら別鍋に移して、

本日のラーメンスープのベースが完成。

 

今日使う分の鍋に、岩塩を沈めます。

ここで塩分濃度を決めてしまいます。

岩塩は溶けるのが早いので、味見しつつ

味を決めます。溶けすぎたらプレーンな

スープを足して減塩調整をする、と。

 

中細麺は、地元のラーメン屋さんに

譲ってもらいました。ここの麺がモチっと

していて美味なのよ。縮れ具合もGood!

 

スープに昆布出汁を足して、小豆島の

切れ味良い高級醤油でパンチ力アップ。

鶏油とラードを用意して準備万端。

 

麺はちょっと固めに茹でて、と。



 

これで完成です。

「大晦日・親鶏の塩ラーメン」

 


 

今回はあまり多くの具材を使わず

親鶏重視のスープにしたので、

まとまり感あるラーメンになりました。

スープが美味しすぎてレンゲが止まらん。

自画自賛!こりゃ旨い!お店なら通う!

 

具材は、ほうれん草・メンマ・味玉

豚バラ肉の醤油漬け・富山のカマボコ

スライスと、中央にネギの細切り。


 

この豚バラ肉が良い仕事してたのよー。

オンザライスにすると一撃必殺だった…。

 

2020年は、

136軒のラーメン屋に訪れて、

210杯のラーメンを食べたと記録にある。

新規訪問は51軒。あんな店こんな店、

あったなあ…。「美味しかったなあ」と

思うけれど、アンテナはいつも「何故」

美味しかったのかについて情報を集めてる。

 

この趣味はどうしても音楽に似てる。

未だ叶わないプロの味への憧れは、

道具だとか、素材だとか、調理法だとか。

楽器だとか、奏者だとか、プロデュースを

どのように行うかということに相通じる。

 

人間の行う物事の、事象の本質は、

どのような分野でも似通うということを、

確かめたくって、居ても立ってもいられない。

 

本を読むとき、広告写真を眺めるとき、

マンガを捲るとき、ラジオを聴くとき、

映画を見るとき、服を着るとき、靴を

履くとき、様々のときに、クリエイティヴに

向き合った誰かの意図や必然に気づきたい。

 

表情を奪われた世の中でも、

それに気づくことの出来る自分でありたい。
みんなに会いたいよ。I miss U...

 

2021年1月1日未明に 片岡大志より

 

日の入りが

早くなりましたね。

夕方になると、真っ暗になるまで

あっという間です。夜のカーテンが

降りると、微かに冬のにおいがする。



 

秋の名残の秋刀魚刺し。

川越は大漁丸の刺身は、

やっぱり個体が痩せてるのか

量に乏しいけど、うん、美味しい。

これにて冬到来の準備かなと思う。

 

お知らせです。

片岡大志 6th Album「Blue Bard」の

サブスクリプション配信を開始しました。

ダウンロード、ストリーミングにて

聴いて頂けます!よろしくお願いしまーす!

 

と、書きながら、

自分の携帯端末には、サブスクアプリが

ひとつも入っていないという…。

何しろ、未だにCDウォークマンだからねー。

これを機会にアプリを入れてみようか。

何を使って良いのか、わかんないなあ…。

 

 

もうひとつ、最近のトピックス。

グラビアアイドル、女優の石田桃香さんの

YouTubeチャンネルにお呼ばれしてきました。

 

趣味でギターを弾いたり、

歌ったりしている石田さん。

自分で手作りの番組テーマソングを

弾き語りしていたそうで、今回はその番組

テーマソングを完成させるという任務。

 

その当日の制作の様子はこちら!

石田さん、とっても素直で柔軟な頭脳の

持ち主。なるほど、タレント業のような

特殊な仕事ができるということには、

しっかりとした理由があるんだよなあ…。

その翌週にヤングジャンプの表紙になって

いたので、びっくりしました。可愛い♡!

 

 

大学の仕事はやたらと忙しい。

七年前、僕が大学にやってきたのは、

ポップス分野の音楽を、大学教育研究

カリキュラムとして完成させるという

ミッションのためだったんだけど、

来年度、その完成カリキュラム

遂に施行されます。七年間…。長かった…。

 

この秋の入試で、七年前との比較では

過去最多の入学者数三倍となったから

新カリキュラムスタート年度としての

滑り出しは上々。仕事量が多いけど、

来年の入学生の楽しみにしている顔を

思い浮かべると、頑張れるんだよね。

 

 

さて、麺活。

今年話題の味噌ラーメンといえば

江戸川橋の「三ん寅」。言わずと知れた

札幌の名店「すみれ」の暖簾分け。


 

味噌部門王者の「大島」と比較すると

かなり札幌の本家すみれと近い味わい。


 

鉄火鍋で熱されたラードと、炒め味噌、

これは美味…。麺を少なめにしたのを

後悔しつつ、半ライスを一気に食らう。

凄い味噌ラーメンです。大行列は必至。
 



 

江戸川地元の人気店「葫(にんにく)」。

その名の通り、大量の野菜とニンニクを、

鶏ガラと豚骨等と一緒に煮込んだスープは

ベジタブルポタージュ的なトロトロ濃度。



 

つけ麺は、もやしたっぷりでヘルシー。

そこにさらにニンニククラッシャーで

生ニンニクを投入。こりゃ元気が出ます。

 

この店には門番のミミズク君がいます。

ひとに慣れていて可愛い。ご馳走様だよ!




 

もう一店。九段下の「二階堂」。

四国の煮干しを目一杯に使った

「いりこそば」。どうすればこの出汁感を

抽出できるのか、凄みすら感じる一杯です。



 

手揉みのちゅるちゅる麺も食感良く、

これまたワンタンもギュっと肉感が

あって美味。この店がある限り、他店を

チョイスできないのが悩みの種です…。



 

 

四十代最後の年の

一日一日が、次々にめくれていく。

気味の悪い世の中だという印象は

何も変わらない。偏った報道を横目に

慣らされないよう注意深く息を潜める。

みんなで歌えないライブは嫌だな...。
ステージにと客席をビニールで

遮られるのは気持ちが萎える。
お客さんの表情が見えないのは
心の底から寂しい。どうしたものか...。

 

札幌に行きたい。山形に行きたい。

富山に新潟に宮城に福島に行きたい。

山梨に行きたい。大阪に行きたい。

京都に神戸に奈良に三重に行きたい。

高知に山口に福岡に大分に行きたい。

鹿児島に沖縄に八重山に行きたい。

みんなに会いに、歌いに行きたい。

 

トウキョーで歌いたい。

お客さんの笑顔が咲く会場で

「あなたにやさしくしたいだけ」って

歌いたい。みんなと。それだけなのに。

11月10日未明に 片岡大志より

 

 

 

ようやく

この窓の前に

座ることができる。

 

ちょっと前まで、

この窓からは金木犀が香っていた。

 

夜深くなるほどに

香りは強くなり、思わず

酒のグラスを持ったまま

表に出て、深呼吸をする。

あの晩は、丸い月が音楽だった。

話したいこと、
いっぱいあったんだけど
どうにもうまくやれなかった。

便りの少ないのを許しておくれやす...。


 

街の空気が秋めいてくると、

あれやこれやと酒の肴に

頭に巡らせることになる。

 

 

商店街をパトロールしていると、

北海道産の「生筋子」を発見!

これこれ!待ってましたよー。

 

 

粒の大きな筋子を選び、

新鮮なうちにイクラを仕込みます。

 

 

ぬるま湯で洗うと、オレンジに

変色するけど、温度が下がれば

元の赤透明に戻るのでご心配なく。
薄皮を洗い落とすのも慣れました。

 

 

出汁醤油に漬け込んで、一晩。

イクラご飯は幸せの味ね…。

 

巷では、今年の秋刀魚は

痩せてると言われてるけど

さて、目の前の塩焼きは

見た目の通りの美味しさです。

確かに細いっちゃ、細いけどね。

 

 

 

大学の仕事は、対面授業が再開して

いきなりジェットコースター急発進。

半年分のブランクが、ちとキツいけど

愛すべき学生諸君に元気をもらっています。

キャンパスでの再会がホント嬉しかった…。

 

 

読書のペースも取り戻しつつ、

リュックの中のアガサクリスティーは

「ナイルに死す」の新訳版が最終章。

鋭い愛読者(と皆思ってるわけ)の
推理通りの展開となるか此れ如何に。
誰か一緒に推理しましょうよん。

 

 

 

麺活も戻り、

半年ぶりに飯田橋の

支那そば びぜん亭」へ。

 

 

おやっさん御夫婦、お元気でよかった。

 

 

鶏ガラ主体のスープは、達人というか

おやっさんの風貌そのもの、仙人の麺。

滋味深く楽しく大らかで目端の届いた丼。

 

 

 

 

小川町(淡路町)の「むぎくらべ」は

麦の料理・食品をテーマに、週替わりで

地方店が出前営業するという風変わりなお店。

 

 

パンやパスタ、うどん等の専門店が

週毎に入れ替わるんだけど、もちろん、

僕が足を向けるのは、自家製麺自慢の

ラーメン店が出張してくる週ばかり。

 

 

この週は、熱海の名店「麺匠うえ田」の出店。

鶏清湯ラーメンの提供。自家製麺も唸るような

美味しさだったけど、鶏スープのクオリティが

たまげるほどの高くって、それはご覧の通り、

キラキラのツルツルのウマウマのラーメンね。

 

 

 

神楽坂~飯田橋の

中華蕎麦きみの」にも行ってみた。

ああ。ちゃんと営業してる。よかった…。

開店直後に入店すると、みるみる後客行列。

 

 

鶏と魚介と野菜から、優しく抽出した

塩スープは、レンゲに口づけるだけで

ため息のもれる滋味深さ。オンリーワンの

底力こそ逞しい。写真だけでも震える旨さ。

 

 

 

時々、目に入ってしまう

大手メディアの報道を見聞すると

気味の悪い世の中への、呪いの言葉を

書き殴りたくなるけれど、ぐっと堪えるよ。

 

 

今年も訪れるはずだった街々から

地産の旬が送られてきました。

山形県から、だだちゃ豆が届きました。

鹿児島県からは、薩摩揚げと芋焼酎が

送られてきた。山梨県からは白葡萄が

クール便で。みんな「待ってるから」と

メッセージを添えてくれました。ありがとう。

 

かの街の皆さんの顔を、ひとりひとり

思い浮かべながら頂きました。幸せ者です。

 

 

よし。ちょっとずつ、

手放していてた多くのことを

「取り戻す」気力が湧きつつある。

遅まきながら少しずつ準備をはじめよう。

 

 

久々に呼ばれた録音スタジオ仕事では、

思う自在にはギターを弾けなかったけれど

大丈夫、どうやら身体は仕事を覚えている。

 

歌はどうか。大丈夫か。

もう七ヶ月も、くちびるには
メロディーも言葉も何も乗せてない。

何はともあれ歌ってみることにしようか。

未だに会えない君のことを思い浮かべて。

 

今夜も授業用のテキストを作りながら

いつもの店で秋刀魚アゲイン。癒し...。

10月15日未明に 片岡大志より

 




残暑お見舞い申し上げます。

関東平野の暑さは…

とても過酷です。
塩カラトンボが日陰に避難してます。

 

僕は元気です。

うそです。元気、ではないです。

 

いま、世の中に対して

許容できないことが

多すぎて、身体は健康ですが、

ココロの健康を保つことが難しい。

 

でも、それに慣れないようにと

努めていると、自然とココロが

消耗してしまうようです。

 

あまりネガティブなことを

このブログに書きたくなくって

先延ばしにしているうちに、

梅雨も明けて盆も過ぎて、

あっという間に8月もおしまい…。

とか、言いつつも、いつもの店で
ひとり呑みするのが唯一の楽しみ...。
お客さんの釣ってきた真鯵刺しは
べらぼー!!に美味しかったにゃ...。

 

 

大学のオンライン授業の

ラストスパートは過酷でした。

教わる側も教える側も、どちらも。

 

お互いの音楽の音色を感覚を、

空気感を共有できないまま

音楽を体験として伝えること=

それはパソコン画面の情報だけで、

乗馬を教えるようなことかもしれない。

 

馬鹿げてる、そう思いながらも、

この条件の中での最善は何かと

毎日、毎週考え続けて、どうにか

急場しのぎの授業を具現化する。

結果として、音楽の理屈ばかりの

授業内容になってしまう。

 

音楽の理屈から、

個人のパーソナリティが

はみ出してしまうところに、

音楽の本当の面白さはあるはずです。

その一番大切なところを

画面越しに伝えることが難しい。

 

授業の回数を重ねる毎に、

追い詰められていく自分の疲弊を

隠しきれなくなるのが、苦しかった。

 


 

高校が夏休みに入り、

いつの間にか稲穂は実り、

大学はオープンキャンパス

再開しました。この大学の決断には

賛否両論あったけど、僕は担当してる

体験授業を、実際の生徒たちの前で

行えることが、素直に嬉しかった。

 

みんなマスクをしているけれど、

しっかりとリアルな反応がわかる。

 

僕はギターをぶら下げたまま講義を

します。シールドの中は汗だくでも、

直にコミュニケーションできることが

これほど尊いって思ったことはない。

 

僕が心の底から望んでいることが、

このときに改めてわかりました。

それが授業であれ、演奏であれ、

音楽を通して、同じ時空間を共有して

「つたえあいたい」んだということ。

「わかりあいたい」んだということ。

 

その講義の内容ですが、前回は

歌はどこから作りはじめたらいいのか

という動画を紹介しましたが、

その続編である「作詞論~

架空のラブソングを作ってみよう

がアップロードされました。

 

歌を作ったことがないひとでも、

ちょっと面白いかもしれないし、

ある意味では、僕の配信動画かも

しれない。是非、ご覧になって下さい。

 

 

久しぶりの更新になってしまったので、

何を書いて良いのやら…。

楽しく書けることと言えば

やっぱりラーメンっすね。

 

ある真夏日に、

機材を物色しようと秋葉原に

到着したのが、10:30過ぎ。

もしかしたら、と「青島食堂」の

前まで行ってみると、いつもは

30人越えの行列が、何と10人程度。

二周目のロットに滑り込み、

久しぶりの新潟ラーメンに舌鼓。

 

ルックスはワイルドな昔ながらの

中華そばにして、鶏ガラの旨味が

火山噴火するご馳走ラーメン!

 

絶妙な塩分濃度で、いくらでも

スープが飲めちゃうから危険です。

味の染みた焼豚も麻薬的だけど、

この麺のちゅるちゅる感が痛快。

本場新潟県でも、数軒食べてますが

秋葉原店はチューニングど真ん中!

 

 

市川市は行徳の名店中の名店

支那ソバ こむろ」。

こちらも行列は鳴りを潜めて

数人待ちの後にすんなり入店。

あまりに暑いので、つけ麺を注文。

 

しっとりとした歯ごたえの自家製麺を

豊満な出汁の香るつけ汁に投入!

口の中いっぱいに広がる旨味に

「むふ♡…」思わず鼻息が漏れる。

 

どうやったらこんなに食材の旨味が

バランスよく抽出できるんだろうか…。

すごいなー。作り方を知りたいなー。

 



 

家系ラーメン!大好きです!

特に武蔵家の暖簾分けのお店ね。

川越・武蔵家は大人気のお店です。



 

青春時代に、吉祥寺の武蔵家に

通っていたから、懐かしい

記憶も手伝うんだろうけどね。



 

若かれし頃は「硬・多・濃」で

注文してたけど、最近は

「柔・少・薄」でオーダー。

 

柔らかめの麺にすることで、

麺のちゅる感が増大します。

鶏油少なめは、スープに溶けた

豚骨のザラつき感がダイレクトに。

 

醤油ダレを少なめにすると、

途中から豆板醤と生姜を入れて、

味の変化が楽しめるという方式。

 

ほうれん草ダブル、海苔ダブル、

で、ライス(半分だけど)でしょ。

家系は海苔が美味しいよね。

ご飯とスープと海苔で天国ッス…。

 

きっと厨房は、40℃を軽々と

超えているだろう。兄さんたちは

マスク姿で大粒の汗を光らせながら

ぐらぐらと沸騰する大きな寸胴を

大きな櫂で鍋底からかき混ぜてる。

 

ほら。ちょっと油断すると、

憂いの気持ちが抑えられなくなる。

兄さん、涙出るくらい美味いッス...。


 

シンディローパーのライブ盤を

聴きながら、今夜が更けていく。

奇妙な今日がまたひとつ終わる。

毎日が本当に奇妙だと思っている。

 

気味の悪い世の中だ。

暗黙に許容された満員電車をバスを

横目に、「夜の街」を標的にする

誘導報道。次々に産まれる新しい

キーワードが、更に人々を二分化する。

 

これは本来あるべき日常じゃない。

この違和感に慣れないようにします。

報道以前にある、目に見える日常の

景色から確認できる事実を信じます。

 

だけど、歌姫の熱唱を聴いてしまうと

もう何だか、泣けてくるじゃないか。

 

True Colors/Cyndi Lauper

 

You with the sad eyes
Don’t be discouraged
Oh I realize
It’s hard to take courage
In a world full of people
You can lose sight of it all
And the darkness inside you
Can make you feel so small

 

悲しい目をして

落ち込まないで そう わかるよ

勇気を出すのはタイヘン

人々のあふれる世界では

自分を見失ったり、

その暗闇が縮こませてしまう

 

But I see your true colors
Shining through
I see your true colors
And that’s why I love you
So don’t be afraid to let them show
Your true colors
True colors are beautiful
Like a rainbow

 

でも 本当の姿が見えるのよ

輝きの向こうに

本当の姿が わたしには見える

愛しているから

もう怖がらないで

その輝きを見せましょう

虹のように 美しい 本来の姿を

 

8月30日未明に 片岡大志より