これも「確か」・「たしか」 同様、漢字と平仮名で全く逆の意味になってしまうものです。
「さき」が現在からそう遠くない以前を指し、「先」の意味はいろいろありますが、未来のある時点を指すことがあります。
(例)3日さきの大雨で、土砂崩れが起こった。
予算の関係で、土砂崩れの復旧工事を1カ月先に延ばした。
とはいえ、「先」は、
(例)代金を先に払わないと、工事はしない。
などという時間的に前のこと意味することもあります。
ちょっと混乱しそうですが、ただ、「さき」を使うことのほうが圧倒的に少ないですし、イントネーションも若干違うような気もします。
「前」で言いかえられるほうが「さき」と覚えておけば、ほぼ間違いはないような気もします。