清荒神に行ってきました。関西の方ならともかく、知らない人は読めないですよね。「きよしこうじん」と読むそうです。兵庫県宝塚市にあるお寺で、最寄駅は阪急宝塚線の清荒神駅。

 

○清荒神清澄寺

・宗派:真言三宝宗(大本山)

・御本尊:大日如来

・住所:宝塚市米谷字清シ1番地


住所が、字「清シ」ってとこがミソ。宇多天皇の勅願寺で、竈の神の荒神をお祀りしている神仏習合のお寺だそうです。

 

清荒神駅から参道を約20分歩きますが、鳥居をくぐりました。

七夕が近いからでしょう。笹の葉に短冊がいっぱいさがっています。何気なく拝見しましたが、さすが関西、面白い。 

身長とおちつきが欲しいそうです。これは彼女からではなく、おそらく母が息子のために書いた短冊ですね。


嵐山線に乗りたいそうですよ。お母さん、嵐山に行かせてあげてください。


下ネタかいw まあ、元気なことはいいことですが、これはお願いではなくて、自慢だな。


こっちもエロかいw いや男性だからゴルフのパットか? 先の下ネタを引きずって豊胸手術と勘違いしたエロい俺。


本当に関西の方々は素晴らしいといつも思います。幼少期から徹底して笑いの教育を受けているんでしょうね〜。大好きだった「TRICK」の中で山田奈緒子の母、里見(野際陽子さんのご冥福をお祈りします)の経営する書道教室が出てくるとき、「何度目だナウシカ」とか「ネタ」で映し出されることがありましたが、こっちはホンマモンですからね。東京でこういう短冊、見たことないです。

 

さて、参道にはこんなお店も。

疲労回復、精力発揮、血液浄化、健康増進。うーん、みんな欲しい。ハブ酒ですか。考えさせてください。

 

祓禊橋

この橋ができる前までは、荒神川で身を清めてから参拝したそうです。今はこの橋を渡ることがお祓いの代わりとなるとのこと。

 

山門

みなさん、門の前で必ず頭を下げます。入るときも出るときも。ここら辺も関西のお寺では徹底されていると思います。素晴らしい。

 

手水舎

 

修行大師像

 

まず右手の本堂に伺います。左にあるのは池。

鯉がたくさんいました。

 

一願地蔵尊

写真下に見える柄杓で思いっきり水をかけます。

 

 

御本尊は大日如来。弘法大師と不動明王もお祀りされていました。

 

賓頭盧様

 

こちらでいただいた御朱印

 

御本尊

 

清荒神王

 

布袋尊

この3つをいただくことができます。

 

この後、龍王滝へと向かいました。

 

途中にある鉄斎美術館は閉館中。

 

龍王滝

 

小さな滝ですが、この滝の左側の岩をくり抜いたところに不動明王様がいらっしゃいます。

見えますでしょうか?

 

さて、来た道を引き返し、今度は清荒神様のもとに。

 

 

 

拝殿

 

拝殿の裏に護法堂

 

その裏には、荒神影向の榊

 

火箸納所

厄年にお祀りしていた厄除け火箸を、厄が明けた年の節分以降に納める所だそうです。

 

役小角をお祀りしているお堂

 

史料館ではなぜか特別展。三輪休和やから、萩焼きです。

 

見所たくさんで、かなり楽しめました。