ずいぶん前に岐阜県の華厳寺に行きました。西国三十三所の満願所。個人的な都合で満願前に参拝しましたが、参道を進み境内を歩くにつれ、「やはりこのお寺は最後に訪れるべきだったな」と。第一番札所の青岸渡寺と第三十三番札所の華厳寺は他の寺からかなり距離が遠いので都合を優先させましたが、かなり後悔しました。
まあ、いつまで繰り言を言っても仕方がないので・・・。
○華厳寺【西国三十三所霊場第三十三番】
・宗派:天台宗
・御本尊:十一面観音菩薩(秘仏)
・住所:揖斐郡揖斐川町谷汲穂積23
桓武天皇の勅願寺ですが、西国三十三所霊場の中興の祖である花山法皇が満願所と定めたお寺です。笈摺と3つの御詠歌を納めたことから、いただける御朱印は3種類。本堂「大悲殿」、「満願堂」、「笈摺堂」の3つ。「現在」「過去」「未来」を表しているとのこと。ただし、この3つの御朱印は全て本堂でいただきます。
行きは、大垣駅から樽見鉄道で谷汲口駅まで。この列車に乗りました。
谷汲口駅を降りてバス。谷汲山のバス停まで数分で到着しました。
ここから参道です。もっとも、谷汲山のバス停は、ここを通過して先にありますが。
参道は割と長いですが、お寺までの距離がわかります。
参道横には売店が立ち並びます。飲み食いもできますが、散華の台紙を売っているお店も並びます。
これを買いました。普通の紙の台紙に比べてちょっとだけ高級品。
仁王門
写真の右のほうに見えるのが、有名な大草鞋
境内はとても広いです。
手水舎
石段を登ると
本堂
こちらでいただいた御朱印
「大悲殿」
西国三十三所草創1300年記念印は、鯉の滝登り。
「満願堂」
「笈摺堂」
こちらは有名な精進落としの鯉
この後、笈摺堂と満願堂に行きました。笈摺堂は聞いていたように笈摺や笠、何より折り鶴でいっぱい。満願堂は小さなお堂ですが狸の石像がありました。
境内はとても広くもっとゆっくりしたかったのですが、ここで終了。帰途に着きました。
帰りは揖斐駅からで、時刻表のイメージはこんな感じ。