さいが ふみこです
前回の続き→ ピラティスを始めた理由その1
浅黒く、自分の指くらいしかない足
そんな手足から管が沢山出ている娘を見て
父は驚き、人生観が変わったのですが
不思議なことに
「あ！こいつ生きるな
」と確信しそして後にも繋がる、ある決意をしました
父の不思議な確信からか、脅威の回復生命力を見せたワタクシ
当初言われた1週間を優にクリアし
生まれた季節である真夏を病院という避暑地で過ごし
帰宅したのですがやはり、色々病気があったわけで
まずは今でも症状のあるアトピー性皮膚炎
他には小児喘息に
毎月恒例の40度を超す熱、それに伴う熱誠痙攣、呼吸困難
そして、3歳の時に発病した腎疾患
これは病名が分かるまでに１年かかりました
入退院と検査を繰返した後、医師が病名とその説明をする際
もちろん当然の如く母へ向かって話し始めたのですが
その状況に違和感を持ったワタクシ、何を思ったのか
「ねぇ、それは私の病気でしょ？お母さんにお話しないで！」
と、4歳児がこの発言
くぁぁぁ！生意気ですねー！！ヾ(▼ﾍ▼；)
なんなんですか、この子供は（笑）
しかしお医者様は、そんなくそ生意気な私に時間をかけて
分かりやすくしっかりと説明して下さいました。
もちろん母同席のもと
・腎臓の病気であること
・年に2回は検査入院をすること
・血のお洗濯（＝人工透析）は必要ないこと
・たとえ腎臓が悪くなっても腎臓は2つあるから
もし本当にダメだったら摘出手術をしなくてはいけないこと
・お医者様はなるべく手術をせず、悪い腎臓と共存してほしいこと
そして最後に
・無理をすれば死んでしまう可能性が友達より高いこと
・気持ちが病気だと、病気が私を負かしてしまうこと
・悪い腎臓も、アトピーも私の印であること
このとき初めて、自分はどうやら死ぬことがあるらしい
そんなことをぼんやりと考えた記憶があります
明確に「死」がどういったものなのか、理解はできていなかったので
恐怖や悲しみとういう感情は全くありませんでしたし
「先生何を言っているんだろう、私は大きくなるのに
」と在りし日の父同様、生きる自信を持ってた4歳児なのでした
なんか当分続きます
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10月26日（日）
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