東大卒の親を持つ子どもはなぜ東大合格率が高いのか? | 会社が勝手に良くなる指示ゼロ経営

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■限界の壁は簡単に作られるし、崩すこともできる

おはようございます。
錦織圭選手、すごいですね~!
決勝では負けてしまいましたが、日本人初の快挙です。
おそらく、彼の活躍は、彼自身だけでなく多くの日本人プレーヤーに影響を与えるはずです。

今日は「限界の壁の効果的な外し方」について。

限界の壁はどのように打ち破られるのか?
以前に、塾を経営する友人が「親が東大卒の子どもは東大合格率が高い」と言っていました。
最初、それを聞いて、やっぱり頭の良さも遺伝するんだな~と思いましたが、友人曰くそうじゃないとのこと。
一番身近な人が達成したことだから、「雲の上」ではないというだけの話だそうです。
確かにね、遺伝的形質が影響するようなレベルじゃないもんね。
自分の中の射程圏内に置かれるってこと。


僕にとっては高すぎる壁ですが…


無理だと決めつけていたことでも、身近な人が達成すると限界の壁が破られる。
スポーツの世界ではよくある事です。

今から数十年前、100メートル走の世界では、人類は10秒を切ることは不可能とされていました。
記憶が定かではないのですが、医者だか科学者だかがそう言ったそうです。
権威ある人の発言は影響力があり、それを聞いた多くの人に限界の壁を作ってしまいました。

そういう意味では、初めて10秒を切った人は変態です。
(あ、褒め言葉ですよ、念のため)

日本人が大リーグで活躍するようになったきっかけは野茂英雄選手です。
ついさっきまで一緒にプレーしていた選手たちへの影響は計り知れなかったと思います。

メンタルトレーニングの第一人者、西田文郎先生は「脳は、自動目標達成装置」だと言いました。
脳に限界の壁を破る条件付けを行うことで、目標に対し十分実現可能だという認識を持つことが出来るのです。

誰と付き合うかで人生が決まる
ということは、日頃、誰と付き合うかで成功が左右されるわけです。
高い志と理想を掲げ、果敢に行動する人と付き合うことで、「壁」が崩れることを、僕自身も経験しています。
僕は、一緒に仕事をするならそういう人が好きです。

でも、それは野望の話で、成功の側面の1つに過ぎません。
世に中には、特に社会的に成功してはいないが、優しい人、感謝の心を持ち心が豊かな人も大勢います。
バリバリと目標にひた走ってはいないが「ええヤツ」もたくさんいます。

僕は、目標を達成することが全てという人はあまり好きじゃありません。
目標は絶対に達成するが、人間的に素敵な生き方も手放さないという欲張りな人が好きです(笑)

そんな人いるの?って感じですが、僕のまわりにはたくさんいますので、僕の「壁」は完全に崩壊しつつあります。

一度きりの人生、目一杯楽しみたいですね。

まずは錦織選手、お疲れさまでした。
感動しました。

次は優勝ですね!

それではまた明日!