子宮頸癌を告知されてから2ヶ月。
経緯を振り返ってみようと思います。


もともとピルを服用していたため、
定期的に頸癌検診は受けていました。

定期検診は通常1年に1回、さらにあたしは職場の検診も安いので受けていました。
2012年 11月と12月に検診を受けていて異形成もなく問題なしでした。

1年に1回のはずの定期検診なのに、
通っていた婦人科の院長が間違えて半年後に来るようにと言ってきたので、
半年に1回に変更になったのかな?
と、あまり疑問も持たずに過ごしていました。

5月に婦人科へ定期検診へ。
「ポリープがあるね~取っちゃおうと思ったんだけど、根っこが太いから、ちょっと今日は取れないなぁ~」と、先生。
まぁ、ポリープは良性なのがほとんどだし、出血もないし、先生も出血なければ様子みていいよっていうし・・・結果の時に決めたらいいか!と軽い気持ちでいました。

1週間ぐらいして結果聞きに行かなきゃ~めんどいなぁ~
なんて思っていたら・・・
病院から電話「早めに結果聞きに来てください、今日でもいいですよ。」と。

その瞬間、看護師のあたしは思いました。
あぁ・・・あたし悪い結果だな・・・と。


数日後、結果を聞きに行くとAGCと。
婦人科のことは全然わからなかったので、まぁまさか癌なわけないよなぁ~
とか思っていました。


自分の病院であの台に乗るのはちょっとなぁ~
と思ったので、別の大きな病院へ。

再度、細胞診を行い、コルポスコープを行いました。
結果・・・「子宮頸部 腺癌」を告知されました。

よりによって・・・腺癌って。
あたしついてないなぁ。。。

告知されて泣きながら造影CTを受け、入院のための心電図・胸部XP

あれよあれよと入院の準備をし、
7月1日に円錐切除術を行いました。


円錐切除術でⅠb-1期、リンパ浸潤あり。
の結果を告げられました。

悲しかった・・・

主治医の先生は自分の先生で、某大学病院の教授に見てもらえ!!!
と、あたしの返事を聞く前にちゃくちゃくと大学病院の診察準備をしてくれました。
先生自ら、予約を取り、教授に連絡し、診察はすぐに決まりました。



大学病院で円錐切除した子宮頸部を再度病理で確認。
PET、造影CTを受けました。

その結果、今回の治療方針が決まりました。


子宮頸部広汎切除術。
子宮温存です。
ただし、子宮を温存できたからと言って必ずしも妊娠できるとは限らない。
3分の2程度の人は不妊治療が必要になる可能性が高いこと、
妊娠しても切迫になることが多く、妊娠中もかなりの安静が必要であること。
また、頸部のみの予定で手術を行っても、術中にリンパや子宮の癌の程度で子宮全摘に変更せざる得ないことがあること。基本的に一般の治療ではないこと。
転移や再発のリスクは全摘と変わらない割合と言われているが、頸部切除は症例が少ないのでわからないこともある・・・と。

など、先生に説明されました。

それでも頑張れる人に受けてもらう治療ですと念を押されました。


あたしは診察に行く前に心に決めていました。
可能性があるのなら、頸部のみの手術を選択する!と。

彼、あたしの前では言わないけど・・・
子供が大好きで本当はとっても子供がほしいと思っていること。
子供の成長を見ていきたかったって、思っていること。
一人できっと沢山泣いたんだろうな・・・って。
あたしを笑わせるためにとっても頑張っていてくれること。

だからあたしも出来ること全部頑張ろう!!!

そう決めていたんです。
まだまだ先は長いし、どうなるかわからないけど頑張ろう!!
心に決めました。


癌の経過、振り返り終わり。

彼に報告する前に夜ご飯を作って、帰りを待とうと思います(*^_^*)