【ネタバレ】『殺人鬼フジコの衝動』 | tsのブログ

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ガキさん主演『殺人鬼フジコの衝動』の初日に行って来ました。

先ずはデータ的なものから。
上演時間は約2時間。

パンフレット1500円でクジ付き。
当たるとキャスト7人の中からランダムで一人のサイン入りカードが貰える。

DVDの会場先行予約6800円。送料無料
会場特典
ガキさん生写真(パンフで使った写真2枚)
ポストカード(チラシの表デザイン)

ストーリー
小学生フジコ以外の家族全員死亡の殺人事件から始まる。

殺人事件当時の記憶が無く自分が殺したのか悩み強迫概念に
囚われているフジコ。

オバに引き取られ転校先の小学校でイジメを受け
あるキッカケで第1の殺人が。
私の見た印象では殺人というより、口論の末の事故って感じ。
ただ、その”事故”について誰にも告げず、やり過ごすことにより
無かったことにすれば何でも出来るとフジコが思った感じ。

高校卒業後、上京して幸せになろうとするが旨く行かず
邪魔になった人物を次々と殺して行き・・・・

といったお話。

正直、こういった話は好きじゃないので、ガキさんの演技を鑑賞する目的で行きました。

小学生のランドセルを背負ったフジコ
セーラー服のフジコ
保険外交員のフジコ
夜の女王のフジコ
そして、殺人を犯して行くフジコ
何か凄かったですね。
キャストから「新垣様」と呼ばれているって関連ブログにありましたが、
確かにガキさんというより「新垣様」でした。

狂気を帯びた微笑みとか凄かった。


ネットで幾つか見ると、原作を端折ったところがあるとか、設定が変えて悪くなったとかの批判もありました。
私としてはストーリーを期待していた訳では無いので、原作に忠実にして説得力のある人物造形とかされても、正直気持ち悪くなるだけかと感じました。
と言っても、原作を読んでないので、きちんとした意見を書く資格はないですが。
ただ、原作を読まずに行った方が、原作に囚われずに鑑賞できるかも知れません。

以下ネタバレ


                    
タ          
          
バ          
          
レ          
          
改          
          
行          
          
この舞台、第1の結末があってカーテンコール。
その後、メインキャストの一人が再登場して話始める。
一人一人再登場して挨拶をするのかと思ったらそうではない。
実は、演技はまだ続いてました。
第1の結末に至るまでの種明かしを始め、
そして、第2の結末が。

観ている内に、大体種明かしの予想をついてましたが
第2の結末はなかなか衝撃的。

でも、カーテンコール後も演技が続くって。
第2の結末の後、客電が点きましたが観客一同呆然としていて
暫くの沈黙。
その後、これで本当に終演なんだなって感じで拍手が。
終演のタイミングが判らなくて、ポカーンとしたラストでした。
で、そのまま終演アナウンスが流れて、観客一同退席。



千秋楽はどうなるのでしょうね。
キャストさんの演技とか、ダブルカーテンコールやスタオベとかの価値が十分あると思うのですが、どのタイミングで起こるのでしょう?
第2の結末の後にダブルカーテンコールを要求したら、キャストさん達は受けてくれるのかな?