今日は息子の七五三の紋付の肩上げをしました。
子供の着物の肩上げは、やる気があればそんなに難しいことはありません。
裁縫が得意ではない私でも、何とかできましたσ(^_^;)
(子供の入園前の園バックなんて、大変でした・・・)
やり方は色々あるかと思いますが、私のやったやり方を紹介しますね。
(1)肩上げの位置をだします
(2)あげ寸法を出します
(3)寸法どおりに揚げをとり、マチ針を打って、縫います
完成!!
なんて簡単♪
(と思いましょう。そうすればきっとできます(^-^)/)
【肩上げの位置】
背中心から袖付け位置の中心が肩上げ位置です。
【あげ寸法の出し方】
・着物の裄を測ります
・子供の腕の長さを測ります
・(着物の裄-子供の腕の長さ)÷2=あげ寸法
・マチ針を打ちます
私の子供の場合はこうなりました。
・43センチでした
・52センチでした。
・(52-43)÷2=4.5センチ
【肩上げの縫い方】
縫い方は縫い糸2本どりの二目落としです。
背中側
前側
前側は、肩山はあげ寸法で、袖付けどまりはあげ寸法-1cmになるように斜めに縫います。
2本どりは、糸を2本まとめて玉結びします。
二目落としはこんな感じです。
上が裏側、下が表に見えるほうです。
※注意※
長襦袢、着物、羽織と肩上げ後の裄の長さを少しづつ長くして下さい。
そうでないとこうなったり
こうなったりします。
子供に着せて、肩をつまんであげ寸法をとる方法もあります。
浴衣の場合は、この方法のほうが簡単かと思います。
でも紋付の場合は、長襦袢、着物、羽織を少しづつずらしながら肩上げをしないといけないので、計算してあげ寸法をだして縫うほうが、確実だと思います。
あと、羽織は紋がついていますが、紋を折ったり、紋に針を刺したりするのは避けてくださいね。
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