そんなに中身がクズだとかいう話をされると | So What?

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どんなに忙しくても音楽の傍に居たいものです

逆に読みたくなるジャマイカ。
買ってみるか。

週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波が面白い件について
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/12/post-ef63.html

 売れればいいのかという批判が一杯出てますけど、売れればいいんですと言われたらそこで終わりであり、ディスカヴァーだろうがハリーポッターだろうがケータイ小説だろうが”「パッケージ」や「メディア」としての本というマテリアル”と”「知識」や「格式」としての本のあり方”とは違う以上、別にいいじゃねえかそういう世界で生きてるんじゃないんだからという話であります。

 基本的には、本を売りたいのであり、その本の中身がいかにクズであろうともマーケティングさえしっかり立っていればモノは売れるという覇道を突き進んでいるという点で、売れない本を出している凡百の出版社や著者は遠吠えに過ぎないよねえという。

 問題は、この手のマーケティングを「騙し」と感じて不快に思った人がどれだけ多く、その後のポプラ社のビジネスにどれだけ響くのかということでありましょう。水嶋ヒロが類似の小説を書き続けて大作家になるという可能性がミニマムであることは、一発屋の人生という点でもしドラ級の成長曲線に思いを馳せざるを得ないんですが、ポプラ社としては商売を続けていくわけで、むしろそっちに興味あります。



AKBの全方位席巻の状況とかもそうですが、とにかくカネが回らない昨今「将来なんてことより今食わにゃならん」という切羽詰った事態がモラルハザードを引き起こしてるんだろうなあと。結局後々跳ね返ってくるわけですが、とにかく今を凌ぐのに必死。今しばらくはこういった流れに歯止めはかからないかもしれません。
 
つか、きまぐれコンセプトってまだやってたってことにビックリだわ。