え??? | So What?

So What?

どんなに忙しくても音楽の傍に居たいものです

鳩山総理の記者会見を見つつさりげなく貶してたら、嫁が「私にケンカ売ってるのか気分悪い」的な言い方をする。

え?

民主党に入れてたのは知ってたけど、そこまで入れ込んでたの???

ちょっとビックリした。
つか、鳩に対して物言いしてるだけで、あなたに他意は全くないのだが。

団塊と主婦層がメインの支持層だとは思ってましたが、ウチの嫁がそこまで入れ込んでたとは。政治の話はほとんどしないんで知らんかった。

つか、企業の設備投資意欲の冷え込みが俺ら零細を直撃してて家計の面で一緒に苦労してるんだから、民主の経済音痴ぶりには辟易してるもんだと思ってたよ。

と思ってたら、かんべえ氏が俺の気持ちをわかりやすく代弁してくれてたので引用。
氏の日記の中の12月24日分から抜粋

○簡単に言ってしまうと、企業マインドがむちゃくちゃ悪くなっていて、「たとえ輸出が改善するのであっても、もう国内に工場を作るべきではないかもしれない」というムードになっている。国内市場には夢がない。むしろ、「地産地消」で中国に出て行ったほうがよいのではないか。製造業がこんな調子では、他の産業も推して知るべしということになる。

○ところが政府は、「製造業への派遣労働の原則禁止」にむけて動いている。ますます製造業の国内への投資意欲は削がれる理屈である。設備投資が増えない国で、雇用が増えるはずがない。この簡単な理屈が、今の政府は理解できていない。成長戦略がどうのこうのという以前の問題である。

○ちなみに「製造業の雇用が減っても、農業や介護で増やすからいい」というのは、とっても筋の悪いアイデアである。農業や介護ビジネスを振興するには、補助金なり社会保障費を増やさなければならない。しかもこれらは、他への波及効果が少ない産業である。あまりお得な作戦ではない。

○極論すれば、月例報告が設備投資の状況を読み違えた理由は、政府自身が「自分たちがいかに産業界に信用されていないか」に気づいていないからであろう。景気を二番底に誘導しているのはいったい誰なのか。せっかく輸出や住宅建設が上向いているのに、実に悩ましい状況であります。