究極のシロダーラ | 3年前のしこうの楽しみ

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わりと近くまで行ったので筋湯温泉というところに足を運びました。
打たせ湯でそれなりに昔から知名度のあるところです。
打たせ湯はお湯が高いところから注がれ、肩などに浴びることでマッサージ効果のあるものです。

温泉街といっても集落くらいの街の真ん中に公衆浴場があり、そこが打たせ湯になっています。
野沢温泉でもそうでしたが、近年は公衆浴場といっても整備や掃除が行き届いていて利用しやすくなったように思います。
こちらでは英語・中国語・韓国語の案内までありました。

中に入ると、シンプルですがひなびた風情と清潔感がバランスよく保たれていて心地よい感じでした。
そして大きな湯船の横には2本1組の打たせ湯が8組あり、そのお湯が湯船に流れ込んで溜まるという構造になっていました。
まるで滝があるかのように浴場内に水音ならぬ湯音が響き、それもリラックス効果を高めているようでした。

早速、打たせ湯を浴びてみました。
3mくらいの高さからお湯が落ちてくるので、それなりに圧力があります。
肩だけでなく手のひらや足などいろいろなところに当ててみました。

そこまで筋肉がほぐれていく実感はなかったものの、ツボへの刺激が気持ち良いように思いました。
そうしているうちに頭頂を刺激してみたくなりました。
滝行かのように温泉を浴びるとさらにリラックスが深まったようでした。

ちなみにこの温泉は自然湧出の源泉掛け流しで、本物中の本物の温泉です。
だからか、温泉そのもののエネルギーを注入されデトックスされているかのようでした。
そんなわけで、眉間にも当ててみたくなりました。

目と鼻と口を両手で覆って、上を見上げる形で刺激してみました。
すると、直接脳をマッサージされているかのような感覚になりました。
アーユルヴェーダで眉間にオイルを流し続けるシロダーラという手法がありますが、効果はそれ以上なように思いました。

ほんの数分ですが、温泉によるリラックス効果が全身に染み入るようで体の芯からリフレッシュされたような気がしました。
全国に温泉は数あれど、こういった体験ができるところは他に知りません。
機会があれば、また訪問したいものです。

谷孝祐
2014.5.22 20:18