自己不一致の元凶 | 3年前のしこうの楽しみ

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もし、すべての人が自分の生きたいように生きているということが事実だとしたらどのように感じるでしょうか。
その通りだと素直に思えるでしょうか。
それとも、そんなことはありえないと感じるでしょうか。

実際にある見地からは、みんな好きなように生きていて、自分が求めている現実を自分で作っているという話もあります。
個人的にはこの意見に同意しますが、人生が思い通りにいかないと感じている人がいることも事実なように思います。

これに反駁するのであれば、人生が思い通りにいかないことを求めているから、思い通りにいかない現実が作られているということもできるでしょう。
しかし、本人はそう思えないのではないでしょう。

その人にとって、人生はうまくいかないものという価値観が真実かもしれません。
では、この不一致は何によって起こるのでしょうか。

観察していると、無意識的に生きている人や感覚だけで生きている人、自分の理想像に今の自分を重ねてしまっている人、 そんな人ほどそのように感じる傾向があるように思います。
こういった人たちの共通点は、目の前の現実を歪められた主観でとらえてしまう傾向があるということです。
もちろん、本人はそれに気づくことがなかなかできません。

では、なぜ歪められるのか。
細かく言えば様々な要素の影響が考えられますが、大枠は自分の潜在意識を捉えられていないことにあるでしょう。
このように表現すると難しいことのように感じるかもしれませんが、自分の感じていることを素直に主観で捉えられていないということです。

だから、自分が潜在意識で本当に望んでいることを主観で捉えられないのです。
とはいえ、潜在意識で望んでいることが何か捉えることは簡単ではありません。
だから、自分に起きている現実を見て、自分の潜在意識が望んでいることを主観で捉える必要があるのでしょう。

これは自己理解の過程かもしれません。
このプロセスが進むと、潜在意識が望まないことを主観で望むという不一致は起きなくなるように思います。
今まで、このプロセスの中で現実を捉えてきましたが、自分が現実を作っているという実感は少なかったかもしれません。

自己一致が高まったこれからは、潜在意識で感じていることを主観がとらえてから現実化するというプロセスに移行し、 自分が現実を作っている実感を高めたいと思います。

2013.12.19 17:36 谷孝祐