ネットにおける表現と自主規制
ネット規制と倫理の話題で、今とあるブログのネタが盛り上がっています。
ネット規制よりもユーザによる制裁を
(池田信夫blog)
ネタ元はgooブログを利用している池田氏が、「はてな」のメディア運営体制を批判しているエントリーです。
なぜこんなことになっているのかというと、はてなの運営しているサイトをブックマークできる
ソーシャルブックマーク「はてなブックマーク」内であるユーザが池田氏のエントリーに対して
悪意のあるコメントを付けている、ということが発端のようです。
はてなブックマーク > ネット規制よりもユーザーによる制裁を - 池田信夫 blog
確かに、実際に池田氏のエントリーについて、多くのブックマークとコメントが残されており
そしてその多くが「はてな」支持のコメントとなっております。
さて、今件のようにネット上でCGMを運営している企業は、常に倫理とビジネス(利用)の重さが秤にかけられ
その企業ごとに判断が委ねられています。
(実際にとあるニュース系CGM運営者から、不幸なニュースがあったときほどサイトが盛り上がって嬉しいとも言えず複雑な気分だ、という話を聞きました。)
今回も「はてな」は一個人のタグ付けのため問題ないという判断ですが、仮にはてな上で池田氏に対して「死ねばよいのに」というタグが蔓延した場合、「はてな」では池田氏は「死ねばよい」人という位置付けになる可能性もあるでしょう。池田氏が情報発信者という立場もありますが、一人の人間がメディア内で誹謗中傷を浴びている事実は変わりません。
彼らはもう一度立ち返り、「運営者の良識」に基づいて判断を行い、そのラインにたいしてある程度ユーザをコントロールしていくことが長期的視野にたったうえで重要なことではないでしょうか。
その中でユーザを抑えるのではなく、うまく協調を取りながら、誰もが気持ちよくメディアを利用できる運営を行っていくことに注力していただきたいと思います。
でないと、また「ネット規制法案」なんかが立ち起こり、結果として運営者自らの首を絞めることになるのです。
ネット規制よりもユーザによる制裁を
(池田信夫blog)
ネタ元はgooブログを利用している池田氏が、「はてな」のメディア運営体制を批判しているエントリーです。
なぜこんなことになっているのかというと、はてなの運営しているサイトをブックマークできる
ソーシャルブックマーク「はてなブックマーク」内であるユーザが池田氏のエントリーに対して
悪意のあるコメントを付けている、ということが発端のようです。
はてなブックマーク > ネット規制よりもユーザーによる制裁を - 池田信夫 blog
確かに、実際に池田氏のエントリーについて、多くのブックマークとコメントが残されており
そしてその多くが「はてな」支持のコメントとなっております。
さて、今件のようにネット上でCGMを運営している企業は、常に倫理とビジネス(利用)の重さが秤にかけられ
その企業ごとに判断が委ねられています。
(実際にとあるニュース系CGM運営者から、不幸なニュースがあったときほどサイトが盛り上がって嬉しいとも言えず複雑な気分だ、という話を聞きました。)
今回も「はてな」は一個人のタグ付けのため問題ないという判断ですが、仮にはてな上で池田氏に対して「死ねばよいのに」というタグが蔓延した場合、「はてな」では池田氏は「死ねばよい」人という位置付けになる可能性もあるでしょう。池田氏が情報発信者という立場もありますが、一人の人間がメディア内で誹謗中傷を浴びている事実は変わりません。
彼らはもう一度立ち返り、「運営者の良識」に基づいて判断を行い、そのラインにたいしてある程度ユーザをコントロールしていくことが長期的視野にたったうえで重要なことではないでしょうか。
その中でユーザを抑えるのではなく、うまく協調を取りながら、誰もが気持ちよくメディアを利用できる運営を行っていくことに注力していただきたいと思います。
でないと、また「ネット規制法案」なんかが立ち起こり、結果として運営者自らの首を絞めることになるのです。