租税特別措置法


現在、会期中の今国会で増税案がでているようです。
それによると、酒税を上げる動きがあるとか。



以前から第3のビールを増税しよう、という動きはあったのですが、

今回はチト違うようです。



それは地ビール業界にも影響を与える問題だからです。



こう言っては何ですが、第3のビールの醸造元は

企業体力に比較的余裕がある大手メーカーがほとんどです。



対して、地ビールの醸造元は零細企業が多いのが実情です。

NHKテレビのニュースで見たのですが、
日本には地ビールを作っている醸造元が200社を数えるとか。


10年ほど前の地ビールブームのあとも、日本全国では
地ビールメーカーがしっかり生き残っているのですね。



たいていの地ビール醸造所は一日の生産量が少量なので、
どうしても価格が高くなってしまいます。



その中で、少しでも買いやすく、しかも美味しい地ビールを作ろうと

箕面ビール のみなさんは取り組まれているのです。




箕面ビールは大阪で、家族3人で生産しているそうです。
他の地ビールとは異なり、399円にこだわる姿勢があります。


59円が酒税。
340円で原材料、運送、人件費、諸経費が掛かっているとか。


酒税増税だと15円増税になるそうです。
これ以上諸経費を削るのは難しい話がでていました。




そんな状況で、増税になれば15円の酒税アップは大きな負担になるのです。

この箕面ビールは通販もあるので、早速取り寄せてみます。



箕面ビール
http://www.minoh-beer.jp/



この方のブログにも関連する話がありました。
http://ameblo.jp/kamosibito/entry-10223350093.html
杜氏のささやき