日々、街を歩くなかで、今回の震災では多くの高齢者の方が不安を抱えておられると実感します。
高齢者の皆さまが、安心・安全に暮らせるよう、防災体制の見直しや被災者への支援の在り方など、見直しが必要です!
若い世代が増えている文京区。だからこそ、ちゃんと高齢者への支援にも手が行き届いているかどうか、日常的にチェックして、区政に繋げていくことが大切だと思います。
例えば、文京区には、65歳以上の方が約3万4000人。お元気な方も、たくさんおられます。
一度も介護サービスを受けていない。でも、皆さん払っておられるのが介護保険料。これを還元できないか、とのお声を、よく頂戴します。
しかし、実は今、介護保険料について、軽減・還元される制度、「介護支援ボランティア制度」が、全国で広がっているのです。
これは、65歳以上の希望する方に、介護施設でボランティア活動を行っていただきます。
その活動時間に応じて、ポイントが与えられます。
そのポイントを、例えば、すでに導入している千代田区では、年間最大5000円まで換金できます。
徳島県鳴門市では、ポイントに応じて、市内で使える商品券を、年間最大で5000円分もらえます。地元商店街の活性化にもつながり、一石二鳥です。
介護の人手不足解消にもつながります。何より、高齢者の皆さまの“やりがい”“はりあい”につながります。
ぜひとも、文京区独自の高齢者支援策、「いきいき健康券・ポイント制度」といったようなものを導入すべきと、私は今、皆さまのお声を受け、訴えています。
支えあう日本。支えあう文京。──文京区に“幸齢社会”を築いてまいりたいと思います!