大谷選手と水原元通訳の件で、私達が学ぶべきこと。


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


世間を賑わしている大谷選手と水原元通訳の件。

 

先日、こんな発表がされました。

以下、NHKのNews Webより抜粋したものです。

 

アメリカの捜査当局は大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の口座から1600万ドル(24億4800万円)以上を不正に送金したとして、専属通訳を務めていた水原一平容疑者を銀行詐欺の疑いで訴追したと明らかにしました。また、捜査当局は「大谷選手は被害者だと考えている」と述べました。

 

 

こうしたことから、ネットでは

一時期

「実は大谷選手こそがギャンブル中毒なのでは?」

「水原元通訳が隠れ蓑にされたのでは?」

と発言した人達を叩く風潮が強まっているようです。

 

 

今日は、この一件につき

アメリカに住む私が感じたことをシェアしようと思います。

 

 

まず、この問題が明るみに出た当初から感じた違和感があります。

それは

多くの日本の人達が

細かな事情をも知らずに、大谷選手を信じ切っていたことです。


 

誰かを信じるのは「良いこと」と思われるかもしれませんが

時と場合によっては、それは「盲目的な思い込み」でしかなく

 

私は個人的に

大谷選手の潔白を信じていた人達は

「そう信じたいから信じている」

そして「そうした自分の盲目さにも気付いていない」

のだと感じました。


 

もちろん、それらのことが悪いわけではありません。

 

でも例えば

日本ではよく叩かれるネットワークビジネスなんかでも

特定の宗教普及なんかでも

「信じたいから信じている」人達が

「自分の盲目さに気付かず」

相手の気持ちを推し量らないからこそ問題視されるわけです。

 

普段はそれに対して文句を言う人達が

同じようなことをしていて
それに対して気付きもしていないのかと驚きました。

 

 

「信じる」という

一見プラスに思える言葉によって

コーティングされてしまっているので、

その「おかしさ」に気付き、声を上げている人は
少数派だったのかもしれません。

 

少なくともネット上では見受けられませんでした。

 

 

私が言いたいのは
大谷選手個人がどうのこうの、ということではありません。

 

ただ、どんな人間にだって
プラスにうつる部分とマイナスにうつる部分はあるはずだし
万人にとって善人な人なんているわけがありません。

 

なのに、大谷選手に「自分の思う完璧な像」を求める人達が
そしてそれを盲目的に「大谷選手はこうだから」と

信じている人達がこんなにもいるのか、と

少し、恐ろしく感じました。

 

これは、YouTuberのヒカキンさんに対する

多くの方の「見方」とも同じように感じます。

 

 

完璧な人間はいません。
私達の理想通りの人間もいません。

 

大谷選手に限らず
誰かを応援したいのなら

(それが例え自分の子供であろうと)

 

自分の理想像の相手、を応援するのではなく

自分が相手に関して得られる情報は一部でしかないと知り

それでも応援したい、と
謙虚な姿勢で応援していきたいものです。

 

もちろん

これに同意しない人がいても良いわけですが

少なくとも私は、そう気を付けようと思います。

 

 

 

そして、今回の件が少しずつ明るみになり

真相が分かってきた今、

「実は大谷選手こそがギャンブル中毒なのでは?」

「水原元通訳が隠れ蓑にされたのでは?」

と発言した人達を叩く風潮が強まっているわけですが

このことに関しても違和感を覚えます。

 

「憶測で語るな」という批判も挙がっているようですが

そもそも私達は普段の生活でも沢山の「憶測」をしています。

 

 

大谷選手が「そういうことをしない人間だ」というのさえ
「憶測」でしかないのです。

 

全ての人が、常に毎回「真実」に辿り着けるわけではない以上

私達の世界から「憶測」はなくならないし
「憶測」で語る人はいなくならないのです。

 

 

ただ、今回のことで学ぶべきことは

SNSで何を発信するべきか、ということだと思います。

 

私達は、自分に関しての発言には責任を持てます。

 

でも、他人に関しての発言には
時に責任を持てないし(その発言が相手を苦しめるかもしれない)

時には相手に理不尽な制裁を受けさせることに
繋がってしまうかもしれないのです。

 

 

今回のことでいうと

選手自身が重度のギャンブル依存症で解雇された、というケースは
過去に実際ありましたから

そうした事実を知っている野球ファンの間では

「大谷選手もそうなのでは?」

という憶測が広まるも仕方のないことでした。

 

逆に、あまりメジャーリーグに詳しくない人達こそ

そうした可能性を考慮していなかった印象です。

 

ただ、だからといって

確かに「大谷選手こそが〇〇なのでは?」だとかいうのは
SNSでつぶやく必要のないこと

ただただ、一人のファンとして
ニュースを見守れば良いことだと思うのです。

 

 

いわゆるコメンテーターという人達は
他人について、事件について、言及しなくてはいけないお仕事なので

そうして「語らない」ということは出来ないかもしれませんが


私達はいち社会人として

「自分はどうするか」を選択することができます。

そして、子ども達にも「どうするべきか」を教えることができます。

 

 

私はこの件を通して

改めて、自分のネット上での発言に気を付けないといけないな、と
感じました。

 

 

皆さんは、この件から、何を学びましたか?

 

 

 

 

Happy Learning & Happy Teaching!!!!!
 

 

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