【英語勉強中】目指せ辞書ナシ、でも文脈からも読み取れない時は?


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。
 

私は基本的に
日本語の対訳に頼らない英語教育をお薦めしています。
 
もちろん翻訳家や通訳者を目指す方は
きちんと日本語対訳を知っておく必要があるので
そうでない場合に限り、ですね。


日本語の対訳に頼らない英語教育というのは
まだ日本語力がそれほど強くない
高校生を含む若い学習者さんに適しています。

(実はこの勉強法
スタート地点では対訳に頼っていますが
そこから卒業していけるようなデザインとなっています。)



また、成人されている方でも
「日本の従来の英語教育で躓きを感じてしまった人」に
合っていることが多いアプローチでもあります。



では、リーディングをしていて
分からない単語が出てきた時にどうするのか。


そういう時は
文脈から単語の意味を推測したり、
接頭辞や接尾辞から単語の意味を推測したり、
無視したりすることが出来ます。

(ちなみに「分からない単語を無視する」というのは
 言語学習において立派な戦略です。

 もちろんケースバイケースですが
 知らない単語を放置することに対して
 罪悪感を覚える必要は一切ありません。)



でも例えば、英字新聞を読んでいて
政治系の記事を読んでいる時なんかに
「どうしても文脈から推測出来ない!」
というような難しい単語が出てくることがありますよね。


そういう時はどうしますか?


英和辞典の登場?

いえいえ、そうしたら結局
日本語の対訳を介しての理解に留まってしまいます。


英英辞典の登場?

いえいえ、難しい単語って
英英辞典で書かれている説明も難しかったりします。



そういう時にお薦めしたいのはネット検索です。


ただ、単にネット検索をするのではなく
該当する単語の説明が
「子ども向けにされているもの」を探しましょう。



例えば、知りたい単語が「Constitution」だとしたら

Constitution for kids
Constitution explained for preschoolers
Constitution easy explanation
Constitution for beginners
 
というような方法で検索していってください。


例えば、このウェブサイトに辿り着いたのですが



そして、そのページを見ていくと
「The Constitution says how the government works.」
と、答えが書いてあります。
 
ついでに、Constitutionに関する
他の情報もチェックしちゃえると良いですよね。


最初に選んだウェブサイトが分かりにくかったら
次のウェブサイトを探しましょう。 

そうして、最後には
「確認」の意味をもって
英語版Wikipediaにて

こういうウェブサイトで、知りたい単語を含む文章を読んでいきます。
それも、出来れば複数のウェブサイトをチェックするのがお薦めです。


そして、最後には「確認」ということで
Simple Wikipediaで内容チェックをするのもお薦めです。


最初からSimple Wikipediaを使っても良いのですが
出来たら、その単語を
ネイティブの子ども達がどう学ぶのか?ということも
確認しておけると、雰囲気とかも分かりやすいので

(子ども向けのウェブサイトはカラフルですから
そんなところからも臨場感を感じることができます)

やっぱり最初は
子ども向けのウェブサイトを探すのがお薦めです。



もちろん
日本語対訳を利用しての英語学習が得意な人は
最初から日本語対訳を利用する学習スタイルでも
良いと思います。


でも翻訳家や通訳者というような
「対訳の正確さ」が必要とされるお仕事を目指す方以外で

特に、将来的には英語ネイティブの語感に近い感覚で
英語を使っていきたいと思っている方は

早いうちから
こういう英語学習法に切り替えていくことを
個人的にお薦めしています。


参考にしてみてくださいね。




Happy Learning & Happy Teaching!