2日連続の雨日ですね。

どこにそれだけの雨が溜まっているのでしょうか?


こんばんは

たむらっちです。


昨日のTV「プロフェッショナル仕事の流儀」は

自殺対策NPO代表・佐藤久男さんのお話しでした。


佐藤さんは自殺を考える人と向き合い

自殺率ワースト1だった秋田県を


10年で自殺者を半減させた“命の相談員”です。

相談者の悩みは


経済問題、人間関係、精神的な病気などさまざま。

面談は2時間を超えることもあり


相談者の話を聴いている佐藤さんの顔は

口角をほんのわずかに上げ

微笑んで(いる様に見えました)


アドバイスはせずに、苦しみを一つ一つ吐き出させて

“鏡”(相談者の苦しみ、悲しみを映し出す)に徹して

暗闇に、一筋の光を探しておられました。


私も経験がありますけど

自分を見失うほど悩んでいる時は


話しを聴いてもらうだけで

落ち着くのです。


そして下を向いていた顔が

上を向いて笑えるようになってる。


相談者に安心感を与える佐藤さんは凄いけど

さらに人脈の多さにも驚き


弁護士、司法書士、臨床心理士など

およそ30人の専門家とともに

問題解決にあたるネットワークを作り上げていました。


自殺対策はカウンセラーの傾聴技量やカウセリングは

必ずしも万能ではないけど


一人の命をみんなで支えるネットワーク、連携が

欠かせないのは確かなようです。


相談者を一人にさせないのはカウンセラー共通の想いです。