維持療法(抗がん剤)をしない決断 | 肺腺がんステージⅣの夫・癌と生きる

肺腺がんステージⅣの夫・癌と生きる

2015.5月 夫に胸水があることが分かる
6月 肺腺癌(RET遺伝子異常)ステージⅣの告知を受ける

癌の宣告があった当時、幼稚園児だった息子と家族3人、癌と向き合いながら生きていきます。

3月4日は、
抗がん剤(維持療法)の予定日でした。

夫は、
「維持療法は止めたいです」
と担当医にお伝えして、抗がん剤を受けずに帰ってきました。



先月アリムタ+アバスチンの維持療法を受けた日、夫は維持療法についてお医者さまと1時間にわたって話し合ってきていました。

そして、その後も、夫なりに海外ではどのような結果が出ているのか調べ、アメリカのガン国立センターではアリムタ+アバスチンの維持療法は、効果は長くて数ヶ月との論文を読んだようです。

(私が論文を読んでいるわけではなく、夫も私に分かりやすいようにかいつまんで話してくれていると思うので、論文の内容とニュアンスが違っていたら、すみません)

そうであるのなら、
副作用で辛い=元気な細胞が傷つけられていくのなら、あえて維持療法は受けず、食事に気をつけ
人参ジュース
ハイパーサーミア
水素水
足つぼマッサージ
漢方 など
諸々を頑張り、しばらくはこの小康状態を保ち、また次の抗がん剤に臨みたいと思ったとのことです

担当医の方は、先月の話し合いから察しがついていたようで、即座に、
「わかりました。維持療法を続けないからといって何も心配しないでくださいね。きちんと今後も診させて頂きますからね。」
と快く仰って下さり、
こちらの心配を悟ってくれていたようでした。

お忙しい中、丁寧に、いつもながら真っ直ぐに夫の目を見ながら、質問に真摯に答えて下さり、今回も夫の気持ちを汲み取って下さり、担当医の方には感謝の気持ちでいっぱいです



次はまた4月上旬にCTです。
しばらくは、この状態が続くといいな⭐️