TAA(ター)のタムラです。

 

さて、先日まで制作していた「あるモノ」とはコチラです。

 

 

 

クラウドセキュリティーのトップランナー、QualitySoft社設立40周年記念モニュメント

 

「ポーラスマカバ」

 

 

 

南紀白浜に完成しました

 

 

 

 

当日のイベント会場には招待者が数百名 . . . すごい熱気

 

 

写真は、セミナー会場での浦社長のお話の様子。

 

 

 

DXに関するセミナーもあり、とても勉強になる充実したイベントでした。

 

 

そして、モニュメントの除幕式がイベント最後に。

 

 

 

 

 

今回の大きなオブジェ制作には多くの関係者の協力が必要でした。

 

鉄工所や左官職人の技がふんだんに盛り込まれています。

 

 

力がなく、大したことができない建築家ですが、完成するといつも

 

 

「建築家は指揮者である」

 

 

と実感します。

 

 

本業の建築の枠を飛び出して、大変良い経験をさせていただきました。

 

 

 

 

さて、白浜には7年前に設計させていただいた住宅があります。

 

今回、訪ねてみました。

 

 

 

 チャーミングな平屋です。(自分で言うなと)

 

 

しかし、ちょっと普通でないところがオーナー様のお気に入りです。

 

 

私はスタイルを決めずに、いつも建て主とのコラボレーションでプランや素材を考えます。

 

 

この建て主にとって一見「めんどくさい」プロセスが実は家づくりの醍醐味なんですな。

 

 

 

 

さて、今晩は妻の手作りギョウザーニコニコ

 

 

 

目がまわるー

 

マタネー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、TAA(ター)のタムラです。

 

現在、あるものを設置中です。

 

 

これは基礎工事の途中。

 

出来上がったら1トン以上あります。

 

場所は 7年前にリノベーションデザインさせていただいたクオリティソフト社様のフロントガーデン。

 

4つの企業理念と働く個人の4つの目標・理想を融合させた造形の制作です。

 

 

これからの働き方を200キログラムの造形・結晶にする作業 . . . 

 

建築家が、彫刻家としての力を問われています。

 

 

お楽しみにー。

 

 

 

さて、今更ですが、昨年秋に和歌山城ホールのステージに立ちました。

 

マリンバ(打楽器)の演奏。

 

今まで息子と娘が毎年出演していたイベントですが、私も出演することに。

 

マジックでは何度も舞台に立ったことがありますが、

 

人生何があるかわかりませんね。

 

 

 

 

学ぶことが多かった。

 

「建築は凍れる音楽」といった人がいたとか。

 

 

 

音楽に触れることは、本業の建築にも良い影響が出るかもしれません。

 

もう少し自信がついたら、その時は事前にお知らせします。

 

 

いや、建築の状況もね。

 

 

ではー

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

建築を進めていた和歌山市内の住宅が間もなく竣工します。

 

 

物価高騰のなか、そしてコロナ渦の中

 

 

職人さんたちが頑張ってくれました!

 

 

今回は内々の内覧会のみとなりますが、少しご紹介させていただきます。

 

 

 

敷地は海岸のすぐそば

 

 

潮風が強く、台風時はかなり厳しい環境です。

 

 

 

 

この環境ですから、やはり

 

 

外壁は左官仕上げにこだわりたいと思います。

 

 

海岸で潮に洗われて、丸くなったガラス瓶のかけらのように

 

キラッと光る家になったでしょうか。

 

 

 

さて、1階のリビングから階段を見ます。

 

 

 

奥の扉は、洗面、バス・トイレです。

 

 

ピスタッチオ色。

 

 

 

廊下は広く、ドア幅も大きくして、1階は高齢者向きのバリアフリー仕様です。

 

 

バリアフリーでもデザインには妥協しない、というのがこだわりです。

 

 

 

見所がたくさんあるイエですが、

 

 

海の見える2階のリビングがやはり自慢できるスペースです。

 

 

 

 

高い天井。

 

ここはテレビなどは置かず、多目的に使えます。

 

 

 

現代の家には、リビングが2つあっていい、と思っています。

 

 

 

 

第2のリビングからは、刻々と変化する海と空が見えます。

 

 

 

 

そして、各室をつなぐ玄関吹き抜け。

 

 

 

生活時間帯が違っても、安心ですね。

 

 

 

 

海が近い敷地だから、耐風性能には特別に配慮しました。

 

 

木造であっても、台風クラスの強風で揺れないこと

 

 

それが目標です。

 

 

 

断熱性にもこだわりました。

 

 

ほとんど結露しない複合サッシは今後も使っていきたいと思います。

 

 

2025年にはこのような仕様が日本の標準になるでしょう。

 

 

 

 

内側に網戸を設けて額縁のように . . .

 

性能もデザインも、一歩先を行きたいと思います。

 

 

普通に見えて、よく見ると光っている。

 

 

そんなイエが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

 

こんな晩御飯も、いいですね。

 

 

ピスタッチオ、じゃなくてアボカド。

 

 

フォローしてね!

 

 

 

 

 

このところ、古民家の相談が増えてきたように思います。

 

現在国が進めている省エネ性能や耐震基準という観点で見れば、古民家は決して優れているわけではありません。

 

でも、なんとなく皆気づき始めたんですよね、

 

現代の家にはないものが、古民家にはあると。

 

 

 

古民家のいいところ、いくつか挙げてみますと. . . 

 

・風通しが良い(単純な建具)

 

・広い(土間・納屋などがある)

 

・修理がしやすい(新建材を使っていない)

 

・間仕切りが少なく、フレキシブルに使える(ふすま・障子)

 

・流行に左右されない(価値)

 

・猫が好き

 

などですね。

 

 

 

これらの長所は、住まい方によっては欠点にもなります。

 

 

風通しが良い仕組みは、冬は逆に寒さに繋がります。

 

 

広い土間も同様ですね。

 

 

修理がしやすいのは、木と土と紙で出来ているからですが、

逆に傷つきやすく、手入れも必要です。

 

 

間仕切りが少なくフレキシブルですが、ふすまや障子で仕切るだけでは

プライバシーは低くなります。

 

 

以上のように長所と欠点は裏と表の関係です。

古民家は使う目的(住宅、学校、商店etc.)によって使い方が変わり、価値も変わります。

 

「裏」を見るか「表」を見るかは人それぞれですが、

流行に左右されず、価値が変わらないことが古民家の長寿命につながっていることは確かです。

 

 

現代の家づくりでも同様に本質を。

 

くれぐれも「流行」には気をつけましょう。

 

 

 

 

さて、裏と表のような矛盾は「設計」にはつきものです。

 

 

例えば、高気密な省エネ住宅では、鳥のさえずりや風の音は聞こえません。

都会なら騒音が入らず快適でも、田舎ではむしろ欠点かもしれません。

 

 

 

これら「矛盾」を抱えた条件を、生活スタイルや部屋の使い方、敷地環境の中で

すり合わせて、魅力的な形に落とし込む技術が「設計」に求められています。

 

 

そうでなければ、家はただ厳しい基準を満たしただけの容器、缶詰になってしまいます。

 

 

最近なんとなく無愛想な表情の家が増えているように感じるのは、裏表の一面だけを満たしている、

そんなことが原因ではないでしょうか?

 

 

 

我が家にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国民文化祭をご存知ですか?

 

来年の舞台は和歌山です。

 

今年は第35回を宮崎県で開催される予定でしたが、

新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったため、第35回と第36回を来年同時開催するそうです。

 

 

詳しい情報はこちらをどうぞ。

全国から様々な美術作品が集まり、様々な場所で展示されます。

 

和歌山はこちら

令和3年10月30日から11月21日まで

 

 

 

宮崎はこちら

令和3年7月3日から10月17日まで

 

 

 

 

先日、そのプレ事業として、和歌山文化協会による総合美術展が開催されました。

(和歌山市民会館 11月19日〜11月22日)

そして、会員である私も参加しました。

 

 

 

華道作品とのコラボレーション、というのがこの展覧会の面白いところ。

 

 

 

下の写真、壁の彫刻は私の作品

実は私、6年ほど前から現代彫刻家としての活動もしています。

華道の久世松月先生とのコラボです。

 

 

 

 

会員である仁坂知事や尾花市長、そして国会議員の方々も参加しています。

 

 

 

壁掛けの彫刻(左から2つ目)が私の作品です

 

その二つ隣(写真右端)に世耕弘成参議院議員の水墨画作品が!

 

 

文化祭は年齢や立場を超えて参加できるのがイイですね!

 

またね。

 

 

 

 

 

家が傾くなんて考えたくないですよね。

 

 

 

家が傾くことを不同沈下といい、原因はいくつかあります。

 

もっとも大きい原因は、もちろん地盤が弱いこと、ですね。

 

埋め立てた土地であるとか、地震で土地が液状化しやすい場合など、もともと地盤が悪い場合は不同沈下が起こり易いです。

 

また、家全体が傾かなくても、基礎のクラックや床の部分的な傾斜につながりますので、起こってからわかることが多いのです。

 

 

 

 

実は今日お伝えするのは、他の原因で起こる沈下です。

 

 

 

その犯人は、雨水!

 

 

 

実は家の周囲に水たまりができると、時間をかけて地盤を沈下させていきます。

 

それは、時間をかけて起こる現象ですから、気が付きにくいのです。

 

 

では、水たまりの原因は何でしょう?

 

一つは敷地内の排水の悪さですね。

 

 

 

でも、そのほかに案外見落とされているのが

 

雨樋(トイ)の不良 です。

 

 

実は、中古物件を購入する際のチェックでも、雨樋は案外見落としがちです。

 

 

 

もしが壊れていたり、ゴミが詰まっている場合は要注意です。

 

敷地から排水されるはずの雨水がからあふれ、家の周囲に水たまりをつくるからです。

 

 

たかが水、だからといって軽く考えてはいけません。

 

沈下が始まると、どんどんがたまりやすくなっていきます。

 

 

今まで、私は住宅診断(ホームインスペクション)の業務で、そのような沈下をたーくさん見てきました。

 

 

ではどうすれば良いのか?

 

 

一刻も早く樋を修理すること、です。

 

 

家の周りに水たまりはありませんか?

 

確認する一番良い方法は、雨がやんだ後にチェックすることです。

 

 

面倒ですが、ぜひ一度!

 

 

 

 

さて、ご興味のある方はこちらもどうぞ

 

晩ご飯

 

 

最近、窓ぎわで育てられているレタス

 

 

 . . . を、お肉と一緒に巻いて、自家製トルティーヤだそうです。

 

 

 

 

ネギも自家製。

 

 

 

 

 

 

こんな感じでした グッド!

 

生地がモチっと、レタスは柔らかくて美味しかったですよ。

 

 

またね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は空気のお話です。

 

最近では、食べ物の安心について関心が高まってきました。

 

これはとても良いことですね。

 

飲み物や食べ物を選ばなければ、現代人は食品添加物を年間に4キログラムくらい身体に取り入れてしまっていると言うデータもあります。添加物って、蓄積すると多いんですね。

 

 

では、家での室内空気はいかがでしょう?

 

皆さんは選んでいますか?

家を建てる際、デザインや設備のスペックばかりに気を取られて、空気の質についてはあまり関心がないように思います。

 

 

実は人が1日に肺に取り入れる空気は重さにして、なんと20キログラムにもなります。

 

しかも、そのうち室内で取り入れる空気は6割近いと!

 

水や食べ物はそんなに身体に取り入れませんよね。

 

 

そんな室内空気の質は、実は仕上げ材によって大きく左右されます。

 

原因が化学物質だから、チリやホコリを取る空気清浄機では根本解決にはなりません。

 

 

特に床や壁、天井の新建材には、防カビ材や接着剤、可塑剤など多くの化学物質が使われていて、常時揮発していると言われています。

 

シックハウス症候群が社会問題化してから、現在では居室への24時間換気設備の設置が義務付けられました。

 

でも、家に居ることの多い昨今、できることなら建材を選んで空気を安全にしたいですよね。

 

 

家を建てる際に、まずは出来るだけビニールクロスやベニア板の使用を減らすこと。

代わりに、安全な塗料や左官仕上げ、無垢の床材などを選ぶことから始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はちょっと長いのですが、最後までお付き合いください。

 

さて、家を建てる方法はいろいろですね。

 

皆さんはどんな方法で家を建てますか?

 

戦後、政府は持ち家政策を進めてきました。

 

大きい金額が動く住宅産業は経済発展には欠かせない産業だったからです。

男は家を建てて一人前という考えは今もありますね。

 

建て方で、一番楽なのは、ワンストップで住宅ローンまでまとめてくれる建売り住宅でしょうか?

 

土地を探す必要もなく、割安感もあり、家族でモデルハウスに行けばわかりやすく説明してくれる。

若い方々には敷居が低くて便利ですよね。

 

あるいは大手ハウスメーカー

 

こちらはイメージやブランド力で売っていますので、必ずしも安いわけではないのですが、品質が一定していることや工期が短いことから、比較的高所得層に好まれるようです。

 

これらの方法は、仕様や間取りの変更が効きにくいので、「建てる」と言うより「買う」と言った方が正解かもしれません。

 

でも、なぜかそれが一生のローンを組んでまで欲しかった家かどうか、という疑問を持つ方も一定数います。

今までそのような方にたくさん出会ってきました。

 

 

その不満はどこから来るのか考えてみました。

原因は以下のようなものになるでしょうか?

 

 

モデルハウスはよかったが、自分の家では実現できないことが多かった。

 

合理的で便利だが、住んでいて退屈で楽しくない。

 

今は流行で良いが、いずれ古臭くなり改築や建て替えが必要になりそうだ。

 

 

一言でいうことは難しいのですが、

原因はおそらく「将来への想像力」が足りなかったと言うことではないでしょうか?

 

敷地は千差万別ですし、必要なものは時間や環境とともに変わりますね。

そして、デザインの流行にも踊らされます。

 

子供が大きくなったら、あるいは巣立って行ったら、今とどう変わるのか?

 

将来、家の周辺はどうなるのか?

 

歳をとったら、あるいは引退したら何をして過ごすのか?

 

家の寿命はどれくらいか?

 

メンテナンスにどれくらいお金がかかるのか?

 

流行に左右されないデザインか?

 

などです。

 

家を買うとき、あるいは建てるとき、

自分がいつまでも元気で働き、いつまでも子育てをしていると考えてしまいます。

また、家はいつまでもピカピカで最先端だと考えてはいないでしょうか?

 

家は何度も建てるものではないですし、

将来にわたって健全でなければ困りますし、流行に乗ってしまうと古くなります。

 

つまり、住まい方にも想像力が要るということです。

 

私は建築のプロとして、建主の想像力を喚起しながらご提案に努めています。

「欲しかった家」は百人百様だと思うからです。

 

ぜひ「欲しかった家」を建ててくださいね。

 

「最後まで読んでくださってありがとう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

居室(個室)の風通しを良くするにはどうしたら良いのでしょうか?

 

 

居室の風通しを良くするには、風の「入口」と「出口」が必要です。

 

 

通常、居室には少なくとも一つ窓がありますから「入口」か「出口」のどちらかは確保されていますね。

でも、もう一つ必要です。

 

 

敷地の都合などで窓が一つしかない場合、個室の入口のドアなどを開ける必要があります。

でもそれでは、プライバシーがなくなりますね。

落ち着かないし。

 

 

そな時に活用できるのが、開閉式のランマ(欄間)です。

 

 

 

 

ランマとはドアや引き戸の上部に設けられるものです。

 

こちらの写真は平屋で、リビングに面する寝室に設けたものです。

これなら、ドアを閉めて部屋で寝ている時でも風通しが確保できますね。

 

 

古民家の和室などでも、ふすまの上に彫刻されたランマがあったりして、風が通るようになっていましたよね。

 

夏なんか特に快適ですよウインク

 

これからの季節(冬)は窓を閉じがちですが、

リビングとの境界に個室を配する場合など、この開閉できるランマがあれば、リビングの暖かさを個室にまで広げられ、温度の均一化を図ることもできます。

 

 

戸建てに限らず、マンションリフォームなどでもぜひ、採用してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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住宅を新築する場合、将来の「外壁メンテナンス」はどのように考えたら良いのでしょうか?

 

 

 

 

例えばマンションなら、

 

マンションの居住者が管理組合を構成し、積み立てた管理費で外壁塗装や設備更新などのメンテナンスを適正な時期に行わなければいけません。

 

 

では、一戸建ての場合はどうでしょうか?

 

 

おそらく、毎月積み立てる人は少ないと思います。

 

しかし、多くの住宅に用いられている一般的な外壁は8〜10年程度でやや大掛かりな再塗装工事が必要です。

 

 

放置すると雨漏りなどが起こり、建物の劣化を早めます。

 

 

ですから、一戸建てを新築した場合でも、マンションなどと同じように月々1〜2万円は積み立てて出費に備えることをお勧めします。

 

 

ここからは、メンテナンスを減らす方法についてご紹介したいと思います。

 

 

私がお勧めするのは、できるだけメンテナンスの必要の少ない素材を用いることです。

 

 

外壁なら、皮膜の薄い塗装仕上げは避け、左官仕上げなどの厚みのある素材を用いることです。

 

 

メンテナンスを気遣うクライアントさんにお勧めする素材の一つが高千穂シラス壁です。

 

 

 

今回私が採用した「シラス壁」は、火山灰をベースにした素材なので、素材感がよく、硬化するとメンテナンスフリーと言われています。

 

 

 

 

左官仕上げは、下塗りと上塗りを行うなど手間がかかるので、塗装に比べてイニシャルコストは大きいのですが、美観に優れ、継ぎ目もなく、安心を与えてくれます。

 

頼もしいですね。