で、いきなりカエル写真。
PC教室に行っていた桃助を車で迎えに行き、帰ってきて車から降りたところにいました。
立派なトノサマガエル。思わず激写しました。
今、家の周りには、カエルになったばかりの、1センチほどのアマガエルはたくさんいるけど
こんな立派なトノサマガエルを見たのはもう久しぶり。
5、6歳のことです。
そのころピアノを習っていまして、そのピアノ教室の帰りでした。
その日は雨が降っていて、まだ舗装されてない道を母と二人傘をさして歩いていました。
すると水溜りに、このカエルと同じくらいの立派なトノサマガエルがいたのです。
私は思わずつかまえようとしました。
すると母がいきなり声を荒げて
「きたない!そんなものつかむんじゃないの!」
と、怒鳴りました。
それだけです。
でも、こんなに鮮明に覚えていると言うことは、やっぱりショックだったんだろうな。
カエルを写真に撮りながら、この話を桃助に話しました。
すると、桃助は「子供の人生台無しじゃん!」と、言ったのです。
つたない表現でしたが、子供のときの私を慰めるには充分な言葉でした。
同じ習い事の帰り、トノサマガエルを見つけた時、「嫌がる母」と、「喜ぶ母」。
私は「喜ぶ母」になれてよかったと思いました。