さざえ堂
江戸時代後期に関東地方を中心に建てられた特殊な構造をしたお堂で、回廊を螺旋状に上ることから「さざえ堂」と言われ、三十三観音や百観音像が安置された堂内を順路通りに進むだけで巡礼できるようにした合理的なお堂です
埼玉県本庄市の成身院、群馬県太田市の曹源寺、福島会津若松市のさざえ堂と合わせて、日本三大さざえ堂と呼ばれています
曹源寺・さざえ堂
1793年再建
間口・奥行きともに16.3mの正方形で高さ16.8m、現存するさざえ堂の中で最大の規模です
外観は2階建てで内部は中2階をもつ3層構造、堂内は回廊式で同じところを2度通らずに元のところに戻れる構造となっています
本尊は魚藍観世音菩薩、回廊に沿って秩父、阪東、西国の礼所にちなんだ百体観音像が安置されています
百観音 御砂踏参道
西国坂東秩父百観音霊場の砂が石畳の下に納めてあります
1階は秩父三十四観音が安置されています、堂内は右回りの一方通行です
1階奥の太鼓橋、ここを登って2階へ進みます
2階に上がったところから振り返ると、3階へ上る階段の下側が見えます
各観音像の上に掲げられた画、それぞれの札所にリンクしてるんでしょうか??
3階からの下り口、右の赤い床が上リ口から続く通路、ぐるっと一周して下り口に着きます
拝観時間: 110:00~15:00
拝観料: 大人300円、子供100円
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