ため息BLUES

ため息BLUES

ボクにしかできない何かを探す。。。

        上演中の作品




        「ため息BLUES」


           


                  作・演出・出演 福原雄一




                   24時間休まず上演中。。。






↑御覧になる皆様へ↓




本公演は10年で、一部とさせていただきます。。。





    第一部  「幼心のキミ」  SOLD OUT



    第二部  「変化」      SOLD OUT



    第三部  「真っすぐに、真っ白に」  SOLD OUT



    第四部  「耐え忍べ。成り上がれ。」  上演中→2020/12/11


              


    第五部  「タイトル未定」  2020/12/12→2030/12/11



    第六部  「タイトル未定」  2030/12/12→2040/12/11



    第七部  「タイトル未定」  2040/12/12→2050/12/11



    第八部  「タイトル未定」  2050/12/12→2060/12/11



    第九部  「タイトル未定」  2060/12/12→2070/12/11



    第十部  上演未定


Amebaでブログを始めよう!
Blogを放置していた間、ボクの、環境は大きく変わった。。。
職場が変わった。。。
ばあちゃんが二人とも亡くなった。。。

文字にするとコレだけ。。。

大きく変わった。。。

そして、また、生きるコトについて考える。。。
言葉にできないモノやコトについて考える。。。
悠久の時を越える「想い」について。。。
何千年も昔から続いている、人を、おくるという行為について。。。
大切に、厳しく、あるコト。。。
少しずつ、少しずつだけど、変わってきた。。。
ボクは、この仕事の怖さを知る。。。
だから、細かく、くどく、強く、そうする。。。
他人に厳しく、自分に厳しく、甘えのない仕事をする様に、務めたい。。。
人の上に立ち、人を育て、あんな風に仕事がしたいと、思われたい。。。
あの頃みたいに、ばあちゃんが、ボクの背中をきっと守ってくれるから。。。

あの人が言った、神様はいる、って、まだ信じていて、言葉はウソをつくけれど、それだけはずっと信じてる。。。

一つずつ、今、できるコトを挑戦していく。。。
一つ上るために、戦う、生きるコトをやめたくない。。。
愛想を尽かされても。。。
貫太が歩くようになった。。。
だんだん、歩くのが楽しくなってきているかのようにみえる。。。
両手を、ばんざいをしながら、ペタペタと家の中を歩いている。。。
洸太郎は、よく喋る。。。
言葉をたくさん覚えてきて、帰ると、今日何があったのかを、喋る。。。
どこへ行っただの、同じことを2,3回喋る。。。
親の言うことなどは聞かない。。。
寝ろ。。。イヤだ。。。
の繰り返し。。。
眠ることに関しては、二人とも、父親には似なかったようだ。。。
猛烈に寝ない。。。
この時ばかりは、本気で殴ってやろうかと思うくらい、腹が立つ。。。
寝ない洸太郎が、眠そうにしていたので、一人で寝れるなんて偉いね。。。
と言ってやったら、うん。。。と言って速攻で寝た。。。
洸太郎はこの間行ったラーメン屋が気に入ったらしく、ラーメン食べる?お父さんと?
とボクがいない間に聞いていたらしい。。。
今度、ホントに連れて行ってやろうと思う。。。
そこだけは逃さずに似たようだ。。。
こういうことを思い返してみると、子供は恐らく、順調に成長していると、思う。。。
恐らく。。。
あの時はまだお腹の中にいた。。。
母親は、洸太郎を連れて友達と会う約束をしていた。。。
だけど、駅に着く途中で遭遇してしまって、子供を守るのに必死だったみたいだ。。。
怖かったんだろうけど、大きなお腹を抱えて、二人を守った。。。
交通手段は遮断されて、ボクは仕事から帰れなくて。。。
電話が繋がったのは、夜。。。
ようやく繋がったんだけど、話をしている途中で、洸太郎が電話を切っちゃって。。。
とにかく、無事が確認できて、ホッとしたのを思い出す。。。
連日ニュースでは、向こうの様子が流れて、だけど、情報は錯綜してて。。。
どれがホントか分からなかった。。。
あんな過酷な状況の中で、強く生きようとする人たちの姿を見て、そういうココロを持って欲しいと思った。。。

今よりもあと一歩だけ前へ。。。

ボクなりに、そんな願いを込めた。。。
一ヶ月が経ち、お腹の中から出てきた子に、「貫太」と名付けた。。。
簡潔にだけど、キミの名前にはそんな経緯がある。。。
一年が経とうとしている今、ココに記しておく。。。
キミの名前を「字」で見る度に、そういう悲しい出来事、尊いモノがたくさん、なくなったコトを思い出す。。。
そして、名付けた自分もそうでありたいと願う。。。
生きているコトの喜び、失われたモノが、場所が、たくさんあるコト。。。
忘れてはいけないモノ。。。
今もある、たくさんの人たちの、ココロの大きな傷。。。
町の復興もそうだけど、何よりも時間が掛かるそれが、癒えるコトはないかも知れないけど、とにかく、今よりももっと、笑顔が増える日が早く来て欲しいと思う。。。
日本中がそれを願っている。。。