遅ればせながら、おめでとうございます。
いつ更新するか分かりませんが、今年も宜しくお願い致します。


去年の年末の話ですが、大阪の大阪城ホールと云うところで、『1万人の第九』と云うコンサートがありました。

年末恒例行事で、今年で32回目だそうです。
ベートーヴェンの第九を一万人で歌うと云う、結構大それたコンサートです。

で、僕も参加しました。
7歳以上であれば、経験、未経験問われず、誰でも参加できます(応募が多いので抽選ですけど)

合唱なんて中学以来の僕ですが、病気の事もあり、それなりの想いを持って申し込みました。


練習のスタートは、まだ暑い盛りの8月から。
自分に無茶なハードルは設けず、最初の目標は『休まずに練習に行く』でした。

photo:01



ドイツ語なんて、チンプンカンプンあせるオマケに音符も読めない叫び

何しに来たんだ?と言われそうですが、踏ん張って覚えました。


指揮をするのは、あの佐渡裕さん。
総監督でもあります。
応募した一万人が、大阪、東京、東北、名古屋の各レッスン会場で4ヶ月ひと通り練習した後、最終で佐渡さん直々にレッスンを受けました。


『佐渡練』と言うらしいですが、これが僕の第二目標。第一目標の『休まずに練習に行く』をクリアして(普通の人なら当たり前の事ですが(^^;;)、いつもと違う、ホールのレッスン会場まで行って佐渡さんのレッスンを受ける。

photo:02



さすが世界を相手にしている方です、オーラがすごい。
本職からすれば『これで合唱のつもり?』と言いたくなるレベルの僕たちに、的確な指導をしてくださいました。

後は、前日の、大阪城ホールでのリハーサルと、翌日の本番を残すのみ。

緊張度はピークです。
佐渡練を受けると云う目標も達成し、次は『大阪城ホールに行く』が目標。

なんせ一万人が歌う訳ですから、リハーサルも大変。
アリーナ全部と客席の4分の3が、コンサートをする側。
聴きに来られたお客さんの座れるところはごく僅かです。


人生初めての、オーケストラとの音合わせ。
緊張しましたが、ワクワクしている自分も居て、ここまで頑張って良かったなと思いました。
僕にしてみれば、ここまで来ただけで充分。
でも、会場に足を踏み入れて思ったのは「ここまで来たんだから、やっぱり本番で歌いたい」。

申し込んで良かったなと思いました。


photo:03




で、翌日、いよいよ本番。
蝶ネクタイ付けて、緊張度はマックス。テレビカメラもいっぱい。

ゲストのMay Jさんがアナ雪歌って、井川遥さんが、第九の歌詞の元になったシラーの詩を朗読。

そして、演奏が始まりました。

結果は、

『思っきり歌えた❗️』

最後の一音で涙が。


自分にとっては、自分との戦いでもありました。
しんどい時もありましたが、一つのことを一から全部やりきったのは、何年ぶりか思い出せないくらい、長い時間自分との戦いに負けていました。

やっと、勝ったニコニコ

photo:04




頑張って良かったですチョキ






ほったらかして、ほったらかして、気がつくともう暑い暑い夏になってしまいました。

夏が好きです。

汗っかきなので手拭いを手放せませんが、
夏が好きです。

他の季節より間違いなく、視界の全てに容赦なく光が満ち溢れる夏が好きです。




ただ、少しいつもと違うのは、カメラを手に取るのが、少し億劫になってしまっている事でしょうか。

理由は有ると言えば有ります。
でもそれは、僕の心の問題なので、ここにああだこうだと書いても仕方ないので触れない事にします。




震災から日が経って、日が経って、「やっぱりな...」と思うことが先日ありました。

とある地方の、とある原発が、どうやらこの秋頃に稼働を許されるようですね。

鳴り物入りで設立された、とある委員会。
せっかく「活断層があるからダメ!」「もんじゅは動かさせません」って、はじめのうちはその立ち位置、『どのような圧力にも屈せず、純粋に科学的見地からのみ原発の稼働の是非を審議する。また立地条件等によってはその存在の是非も審議する』姿勢を見せていたけれど、時間と共に様々な圧力に疲弊し、いつの間にか経産省の官僚のような顔つきになってしまって...。





後退しちゃいましたね。彼らの立ち位置。


福島の3基が、地震のせいで壊れたのか、津波のせいで壊れたのか、まだなーんにもわかっていません。

まだ中身を見ることもままならず、ただただ水をかけて冷やし続けていると云うのが現状です。

メルトダウンしたんですよ!
絶対に何があっても起こらないと豪語されてきた、そのメルトダウンを起こしたんですよ!

構造的見地、管理運用的見地での問題点の洗い出し、事故の直接的理由、間接的理由、対処の是非、何が正解で何が間違いだったか、なーんにも検証出来てないのに...。

なのになんで『再稼働しても良いとする条件を満たした』と判断できるのでしょう?






もう悪魔の火は要らない。です。僕は。

その力に頼らなくては生きていけない国であってはならないと僕は思います。

必要悪なんて言いたくない。
代替発電が、化石燃料の莫大な消費、温暖化促進、中東情勢に左右される危うい構造基盤などの問題をはらんでいるのは理解しているつもりですが、だからと言って、僕の子供の子供の、そのまた子供の世代まで、天災を恐れることはあっても、核物質に恐れる未来なんか引き継がせたくありません。




あの日から今日まで、どれだけ沢山の人々が命をかけて、あの火を封じ込めようとしてきたか、
なのに、未だ本体は手付かずの状態だと云うことを今一度意識し直す事は、くだらないことではないと、僕は思います。

「クーラーつけないと熱中症で死んでしまう」と云う事と「原発で電気を作る」と云う事は別物だと思います。


久しぶりの更新なのに、ぐだぐだ書いてすみません。

次は楽しい記事にしたいなぁ。


全く音沙汰もないので、ついにくたばったかと思われるかも知れませんが、実はちゃっかり生きています。v(^-^)v

仲良くしてくださった方々の処へ伺っていない事を不義理に思っています。
すみません。

果たしてこれを読んでくださる方が居るかどうか...。


{23FF3EB4-0C17-46BF-A943-F2D143C2E926:01}


ちゃんと光画は撮っています
相変わらずのへたっぴですが、
枚数だけなら結構撮ってるつもりです。

寒いとうずく頸椎のせいと、気分的に沈んだりして、少し前まで撮れない時期が有りましたが、
家でプリントしたり、フィルムの現像したり、「あぁ、やっぱり好きなんだな」と実感してから、シャッターを押せる自分が少しずつ戻ってきている感があります。

{7EEDD245-01C7-447D-86DC-A8AAF1D4881C:01}



生きていると、色んな事が起こりますが、
いい事わるい事まとめて、それを糧に出来るか否かで、だいぶ変わりますね。

不平もたまにはいいでしょうけれど、糧に出来る方がずっとずっといいと思える今日この頃。

朝日を浴びて、深呼吸出来ることの喜びを感じずには居られません。←すごい進歩だ≧(´▽`)≦

{8103B6D0-AABB-4C0F-AC07-44AE9CEE9BE7:01}


免許を取って以来、はじめてノーマイカー生活にシフトしてみました。
愛車を手離してみた訳です。

薬を飲んでるので、運転が危ないと云うのもあり、電車とバスと自転車の生活にしましたが、コレはコレでいいものですね。
運転してたら撮影は出来ないけれど、運転してないからいつでも何処でも撮れます。
これは嬉しい。
大阪市内だと、これと言って不便も感じないし、むしろ駐車場を探して無駄な時間を過ごさずに済むメリットの方が大きいです。

{1404B313-40F4-408F-8B29-AE9FC1D3B7B4:01}



清志郎が彼岸に渡って久しいですが、
まだまだ彼の歌った世界には程遠い。

あれだけの事故(もちろん人災)があったのに、廃炉と決まった所が何処にもない。
福島は全て廃炉になるようですが...。

そんなに、電気の方が大事か?
コレだっ!って言える代替電源は無いけれど、僕はそうまでして電気は要らないです。
少しでも節電して、今よりもっと電気を余らせてやりたいなと思うので、この冬もまだ一度も暖房器具を使っていません。
(痩せ我慢ではなくて、ほんとにまだ必要ないんです)

電力会社に、原発を持つことは大した利益にならないんだと思ってもらいたい。
いい方法ないかなぁ。

{5F829F71-0A13-402D-9339-1CF2C47A8FFD:01}


僕は必死に生きています。
くじけそうになる事も、心が折れそうになる事もあるけれど、
でも前を向いて、必死に生きています。

生きているのは素晴らしい。

いいこともわるいことも素晴らしい。

がんばります。



元気いっぱいと云う訳ではありませんが、
それなりに日々を過ごして居ます。
放置して久しいのに、覗いてくださる方々に感謝しています。ありがとうございます。


photo:03




この三ヶ月程、何をしていたかと言うと、
やっぱり光画を撮ったりプリントしたりと、相変わらずの日々でした。

でも、出先で立て続けにカメラが壊れて、撮影続行不能になったりして、ちょっとへこんだり。

ビンボーなので、何台も一度に修理に出せず、
取り敢えずは、今一台入院中です。


星の巡りは、あまり良くないようです。(仕事も芳しくないですね)



photo:01




毎日数時間はテレビを見ますが、
楽しみはセブンイレブンのCM。

ほぼ毎日清志郎の声を聴かせてくれるので、とても嬉しいです。
ずっと使い続けてほしいです。
勿論、街でコンビニに入る時は、

セブンイレブン!

です。迷いなく(馬鹿まるだしですがにひひ

photo:02





考える処は沢山有ります。

答えの無い問答はなりをひそめましたが、
現実の自分の周りだけでなく、
国の事、人の事、物の事、
全く関係の無い事でも、まるで自分の事のように、動悸がしたり、焦ったり、
眠れなかったり、塞ぎ込んだり。

まあ、病人だからと言われれば、それまでですが。


photo:04




でも、取り敢えずと云うか、生きているのは間違いないので、
そのうちに、いい方向へ向かってくれるんではないかと、
楽観視するよう心がけています。


日が短くなってきましたね。
大好きな夏は待ってくれません。
ボケーっとしてるヒマは無いですね。


あしたも撮影に行こうと思います。
撮っても撮っても撮り足りない。
そう云う感情が、今の自分を引っ張ってくれています。


ではまた近いうちに。


頑張ろう僕。
頑張ろうあなた。
頑張ろう東北。

















人は過去に縛られながら生きている。
誰もが忘れられない過去を持っている。


$『光画2』 =The RC succession=


でも、それだけじゃないんだと思う。

どれだけ果てしなく広く、
途方もなく真っ暗な部屋でも、
部屋である限り、内と外を隔てる境がある。

その壁伝いに歩けば、
必ず扉に手が触れる。

その扉を開けた時、
真っ暗な部屋に光が射し込む。

外に出なくていいんだよ。
部屋に光が射し込んで、
君は部屋の中が見渡せるんだから。

$『光画2』 =The RC succession=


真っ暗闇の中で何度も何度もつまづいた物
それが何なのか、光があれば、もう見える。

つまづかないよう、
片付ける事も、壊す事も、外に捨てる事も出来る。
そして大事にもう一度棚になおす事も。

ソラニンは、サヨナラの映画でした。
でもそれは、恋人のサヨナラではなく、
過去とのサヨナラの映画だったように思います。

$『光画2』 =The RC succession=


僕も、過去を過去として受け止め、咀嚼し、
少しずつですが、栄養分として消化出来るようになってきたようです。

薬が少しだけ減りました。

$『光画2』 =The RC succession=


僅かな事ですが、僕にとっては大きな事です。

もう少し、眠れるようになればいいのにな。

今は、そんな感じです。
ふんばっています。