ドラゴンボール カードダス No.151 ミスター・ポポ | 玉蟾金兎

No.151 

ミスター・ポポ
玉藻家流-151
↑このカードのために今まで150枚も作ってきました!


…というのは大袈裟ですけど、ずっと「精神と時の部屋」について書きたくて、そのときは今回のカードと共に書こうと思っていたのです。


魔人ブウ編になると、ドラゴンボールの世界の設定がいろいろとグラついてきてしまったのは紛れもない事実…

例えば、

いつのまにか神龍のかなえられる願いが3つに増えていたり、

どうやらセルゲーム後~高校編入の間に悟飯は一度死亡しているらしい(←!)とか…

魔人ブウの体内のイヤな空気がポタラの合体を解除させる…というのもなんだか説明になってない気もするし汗




そして「精神と時の部屋」も、魔人ブウ編で設定がおかしくなってしまったもののひとつ。


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「部屋の定員はふたりまでだ」


ということで、精神と時の部屋には2人しか入れないはずなのですが…


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悟天、トランクス、ブウ、ピッコロ…


…4人も部屋の中に入っちゃってますけど汗


こんな無茶したら、そりゃ魔人ブウの大声で次元に穴も開きやすくなるってもんですよ。



そして、


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「部屋の扉を閉めてしまえば完全に外界の情報はシャットアウトされてしまうんだ」


ということで、部屋の中と外の世界で交信できるはずないのですが…


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外界からのピッコロのテレパシーが、部屋の中にいる悟天とトランクスにちゃんと届いている不思議。


仮にテレパシーによる交信が可能だとしても、部屋の中は外の何倍もの速さで時が進んでいるので、その空間に言葉をとばすためには、ピッコロはものすごい早口で話さないといけないわけで。

まあ、これは心の中での会話だから関係ないのかもしれませんけどね。


そんなわけで、実はいろいろおかしくなってしまっていた精神と時の部屋のお話でした。

このあたりのことは、ドラゴンボール大全集をはじめとする、あらゆるガイドブック的なものでも触れられていない(触れてはいけない?)、言わばドラゴンボール・アンタッチャブルのひとつ。


でも、こんなことは気にせず読んだ(観た)ほうが楽しいですよ、はい。

きっと7年の間に、デンデか誰かが精神と時の部屋を“パワーアップ”させておいたんですよ、たぶん。

ナメック星のドラゴンボールが、死者を何人でも生き返らせることができるようになっていたように…


玉藻家流-151