どうも、夜です。久々に書きます。
革命編第1章「燃えろ ドギラゴン!!」も発売されてみなさんこぞってパックを剥いていることでしょう。今回のパックはR&Dサイドもドラフトを正式に出来るよう重視したとあってどのレアリティにもカードパワーの高いカードがふんだんにあしらわれたため、なかなか損の無いパックになっています。
その為、新シリーズの大型弾というのもあり、初心者や復帰組もいくらか手を付けやすいのではないかと思います。。とはいえやはり1からデッキを作るのは色々な点で抵抗があるものです。
という訳でほぼ新弾のカード、及びそれ以外もレアリティや再録の関係で集めやすそうなところでいわゆる「安価で強い」
デッキを紹介します。強さは保証するので、試しにコピーしてみるのもよいかと思います。では。
【青単侵略】
-メインボード-
4《海底鬼面城》
4《一撃奪取 マイパッド》
4《侵略者 BJ》
4《侵略者 ディーラー》
4《終末の時計 ザ・クロック》
1《ストリーミング・シェイパー》
4《侵略者 バロンスペード》
3《奇天烈 ベガス》
4《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》
4《アクア・サーファー》
4《超奇天烈 ベガスダラー》
-超次元ゾーン-
(なし)
☆古き良きデュエル・マスターズが味わえるぞ!
→DMのもっともポピュラーな勝ち筋といえば相手の盾を削りきって直接攻撃を叩き込むこと。その為にはいかにハンドを切らさずに効率よく殴っていくかが重要になっていきます。
このデッキでは新弾の目玉能力「侵略」をフルに活かしてその名の通り相手の領域に侵略していくことがコンセプトとなっています。
☆ガンガン殴ろう、手札はみるみる増えるから
→2t目に《BJ》や《マイパッド》をおいたら次のターンから積極的に殴ります。このデッキの主力はコマンド以外にはブロックされない《バロンスペード》です。自身の侵略能力や《マイパッド》のコスト軽減で速やかに出しましょう。序盤に出せばまずブロックされない2打点なので相手は苦しい戦いを強いられます。
手札に関しては《BJ》の侵略モード(相手の盾が2つ以下で有効になるテキストのこと)でATで2枚引けるのでまずこれを狙うのが必勝パターンです。
☆盤面がキツいなら切り札の出番!
→それでも相手のSTが間に合ったり大型が並んだりでチャンプアタックにしかならなくなる場面も出てきます。そんなときは切り札の《ベガスダラー》の出番です。
《ベガスダラー》はcipで相手のデッキの上をチェックし、コストが5以上のカードであれば問答無用で相手のクリーチャーを全て手札に戻してしまう豪快なリセット効果持ちです。あとはガラ空きになったフィールドをこちらのクリーチャー軍団が駆け抜けてフィニッシュ。
失敗してもカードを2枚引けるのでそこまで腐らないのも○
☆各カードの解説
《鬼面城》
1コストドローソース。とにかくカードを引きましょう。相手にも引かせるけれどこちらがそれ以上のペースで殴って使わせる時間を与えなければいいのです。
《マイパッド》
何時ぞやからお馴染みになったコスト軽減軽量獣。4コストコマンドの《ベガス》に繋げたり3t目に2コストクリーチャーを2体並べたり浮いたマナで《鬼面城》を張ったりと無駄なく使っていきましょう。
《BJ》
序盤の要。普通に投げても2コストバニラなのでスペックは良好。侵略モード発動でAT2ドローの狂気のスペックに。もう一度言いますが、まずはこのカードの侵略モード発動が目標です。殴れ。
《ディーラー》
同じく序盤の要。通常ドロー以外でカードを引くとパワーアップとコマンド種族追加。《鬼面城》があると侵略で《ベガスダラー》にもなれるので思ったより脅威です。
《ベガス》
cipで相手のデッキをチェックし、5コスト以上なら3ドロー。安定はしませんが爆発力はでかい。
《バロンスペード》
主力。コマンド以外にはブロックされないというレアリティに見合わない頭のおかしい2打点。コマンド持ちブロッカーはそうそう序盤には出てこないので事実上ブロックされないカード。3t目に決めると《BJ》の侵略モード発動がグッと楽になります。終盤まで八面六臂の活躍をするので、殴れ。
《シェイパー》
青単デッキならば入れない理由を探す方が難しいスーパードローソース。ただし厳密にはドローではないので《ディーラー》の効果は誘発しない点には注意です。微々たるデメリットですが。
《クロック》、《サーファー》
お馴染みの防御ST。後者は侵略元にも。
《ハリケーン》
隠れた切り札。クリーチャー1体バウンス、武装7で更に相手のクリーチャーを全バウンス。《ベガスダラー》のリセットがあてにできないときは7マナ貯めてこのカードの出番です。少なくとも1枚は突破口用に握っておきましょう。
《ベガスダラー》
リセットorドロー。不確定ではありますがリセットで締められるので4枚投入です。武装《ハリケーン》にも言えますが、突破口を作れるのは大きいですね。
新弾のSRですが、そんなに高価ではないので集めておきましょう。
☆「侵略」能力に置ける注意点
→侵略とは「侵略ーX」の形で表記され、Xに該当するクリーチャーが攻撃するとき、手札に既に存在するこのクリーチャーを攻撃クリーチャーに進化させて出す、という能力です。能力の誘発タイミングはATと同じ攻撃宣言時ですが、AT能力で手札に加わったタイミングでは攻撃宣言のタイミングを過ぎているため、その攻撃では侵略を行えない点は要注意です。このデッキでは侵略モード時の《BJ》がこのケースに該当します。
この場合ブロックされない能力目的にこの状態で侵略をねらうときには、
I:《BJ》攻撃宣言時に既に手札にある《バロンスペード》を見せる(一旦脇に置いておくと尚良し)
II:《BJ》の侵略モードでドロー
III:見せた(脇に置いた)《バロンスペード》を重ねて侵略完了
の手順で行うのがマナーです。そうでない場合、《バロンスペード》がATで手札に加わったものであるかどうかが証明できない為にトラブルの元になるからです。勝敗の結果にも密接してくる挙動になるので必ずこの方法を厳守しましょう。
最後にTCGにおいて「安価で強い」は正義です(大事なことなのでもう一度)。本当に面白い動きをするので是非とも一度試してみてください。少なくとも構築費用分は楽しめるかと思います!
それでは、またどこかで。
さよなら、さよなら、さよなら。