「ワンデイ 23年のラブストーリー」
小説が元になっている映画。
アンハサウェイ演じるガリ勉子ちゃんと、ハンサム俳優演じるチャラ男の23年間を追った映画。
二人が出会った1988年7月15日~23年間の各7月15日、たった1日を切り取り続けた映画です。
しっかり者のまじめガールと、チャラチャラチャラチャラ遊んで暮らす金持ちのお坊ちゃん。
お互い惹かれ合ってはいるんだけど、いろいろあってずーーーーっと親友同士。
すんごく気が合うんだけどね~。付き合うタイミングを逃し続けるのね~。
ほんと、ぎーーーっ!と歯ぎしりしたくなるほど、二人がなかなかくっつきません。
私は男女の友情は一切信じていませんが、この映画を見て「やっぱりな」と
思いました。うん、存在しないわ。やっぱり。
好きだけど、友達でいたい。。友達でいたいけど、結ばれたい気もする。。
うじうじうじうじ。。。
、、、、だまらっしゃい!
特に二人っきりでフランス旅行するシーンでイライラがピークに。
だってさー、二人で同じベッドで寝てるのに友達なんだよね?
なんもないんだよね?
、、、、逆に気持ち悪いわっ!
と、気分を害されながらも、なんだかんだ食い入って見てしまいましたW。
(ハマってるじゃん。。)
話変わりますが、アンハサウェイほど、ガリ勉役が似合う女優さんっていないよね。
「プラダを着た悪魔」で一瞬すっごい垢抜けたけど、
ベースは「勉強ができる牛乳瓶メガネ」のイメージ。
顔立ちが、ちょっとくどくて個人的にはあんまり好みじゃないのですが、
演技は大好き。アンハサウェイが出てるだけで、なんか見てしまいます。。
お相手役の俳優さんもけっこう有名なのかな?
チャラ男にしてはちょっと繊細なビジュアルというか、、シェイクスピアって
感じ(意味不明ですいません)。いまいちピンときませんでした。
アンハサウェイが、年を重ねるにつれてどんどん洗練されていく様
(着る物も、下着も、住む部屋も、付き合う男性も)がお見事でした。
白のスポーツブラ→レースの繊細な下着へ、、とかね。
細かいとこがリアルでした。
ストーリーは、
ここをこうして、ここをこうして、ここをこうしたらどうだ!という
脚本家さんの試行錯誤っぷりが伝わってきました。
迷いに迷って、で、結局ラストはああなったんだろうな、、という感じ?
とにもかくにも、ハッピーエンドじゃないのが不服~(`・ω・´)ゞ
あそこで事故に遭うのはないわ~。Sだわ~。
でも、明日何が起きるか分からないから、今日大好きな人と過ごそう、っていう
気持ちだけは持てた映画でした。(西野カナの歌詞みたいになってしまた。。)
うーん、でもやっぱりあの結末はないわ~。消化不良。
以上、映画「ワンデイ 23年のラブストーリー」でした