1ヶ月のご無沙汰です。
とりあえず、近況報告なんぞを・・・
先日、とうとうじじ様の介護保険を申し込む?ことになり
調査の方がこられました。
私は同席せず、夫が対応しましたが
その際、私からのメールが役に立ったそうです。
4月25日
昨日のこと。
○○医院から「おじいちゃんの身長と体重を教えて欲しい」と電話あり。
そのことをおじいちゃんに言うと
「今日行く。点滴もしてもらってくる」
私「じゃあ、保険証いるね」
じじ「わしゃあ、今日はそんなもん持ってどっか行かなあかんのんかの?」
私「○○行くんやろ?」
じじ「ああ、そうか」
私「○○行くんやったら、今月行ってないし保険証いるやん」
じじ「持っとるからいい」
老人医療のと勘違いしているらしい。(←好意的に考えて)
保険証が必要だと言うことを3回ほど繰り返して、
納得してもらえたようだ???
4月25日
今日午後3時少し前のこと。
おじいちゃんが新聞屋さんに
「市役所はどこやったか?」と聞いたらしい。
そこにちょうど出くわした私にも同じことを聞いた。
酒臭い。足元もおぼつかない。
私「区役所やったら△△やけど?」
じじ「市役所は△△やったなぁ?」
私「何か用事あるん?」
じじ「いろいろ聞きたいことがあるんじゃ」
私「電話で聞いたら?」
じじ「いや・・いい。いろいろ聞きたいんじゃ。
市役所は△△やったな?」
たぶん地下鉄に乗って行かれました。
(駅のエレベータのところまでは送って行った)
おばあちゃんによると、朝から「市役所?に行く」と出かけたらしい。
区役所の場所がわからなかったのか、
途中で行くことすら忘れて欲望のまま、
お酒を飲みに行ったのかは定かではない。
4月25日
酒を飲むとますます「エロジジイ」になる。
言葉にするのも憚られる。
これは夫が出張中のときに、ふと思いついてメールしておいたもの。
メールタイトルは「備忘録」
変だと思ったときに、残しておかないと
あとから「こういうことがあった」「こういうことを言った」と
覚えてはいるものの、詳細が出てきません。
介護保険の調査の方に、メールそのままを声を出して読んだそうです。
一例としてあげただけで、症状がわかっていただけたよう。
さすがに、エロジジイのところは、ぼかしたらしいけど。
(でもほんとのところ、夫は【憚る】と言う
漢字が読めなかっただけだと確信しています)
他にも・・
■■(←そのときによって違う)を買ってくる・・と言いつつ、
帰ってきたときは手ぶらで、顔も赤く酒臭く、
タバコ臭いことが多いのです。
外に出ると、目的をすっかり忘れてしまうのか、確信犯か??です。
そして今日送ったメール。
本気か冗談か??ですが。
冷蔵庫の中をじっとみつめて、何か探している様子だったので
「何を探してんの?」と聞いたら、
「入れ歯じゃ」とおっしゃっておりました。
「入れ歯は上(2階のつもり)やろ?」
「ああ?ああ・・下の入れ歯じゃ」
そっちの下じゃなくて・・・・・
他にも毎日、毎日通帳のチェックをしておられます。
金額の詳細は??ですが、たっくさ~~~~んあるんです。
通帳だけは。(笑)あちこちに。
この間は部屋に呼びつけられて、
「あんたにも教えておかんとな」と私名義の通帳を見せられました。
はい、入金金額のところに6桁の数字が4回、5回あるものです。
「たくさん、やりすぎかの?」とにやり。
単純にトータルすると、200万円以上です。
でもね、でもね・・・
入れて、出して、入れて、出しての繰り返しで
結局のところ残高は!ゼロ!なんですわ。
それを指摘しますと、「誰が勝手におろしたんじゃ!」とお怒りの様子。
「いや、あんたやろ?」と心の中だけで突っ込みつつ
「え~?おじいちゃんしかおらへんやん。」
「わしは知らん。この銀行に行けば、誰がおろしたか教えてくれるの。
勝手に人のもんおろさせて、銀行にも責任がある。」
(↑実際もっとわかりにくい言葉でしたが、ひらた~く訳しております)
そのことを長女に言いましたら、
「あ、それ私にも見せてたで。残高ゼロのやつやろ?」ですと。
「わしが死んだときに困らんように、誰かが知っとかんといかんってさ。」
全く・・残高ゼロの物を知っていて、何の役に立つと言うのか。
・・と言うことで、只今「判定待ち」でございます。
そうそう、調査の方に「今何月ですか?」と聞かれて「5月」と即答したそうです。
「何日ですか?」と聞かれて「■■日じゃったかいの?」とはずれ。
「何曜日ですか?」と聞かれて答えられず。
少し時間を置いて「今の季節は?」と聞かれると「秋じゃ」と答え
違うといわれると「ああ・・冬やったかいの?」ですと。
何月何日と言うのは、新聞や日々の会話等でわかっても
季節になると、わからなくなるんですね・・
ま、私でも「何日」ってのは、カレンダーを確認しますもの・・(笑)