さらにうれしいことに、体が温まるといいことがたくさんあります。
体が冷えていると、自律神経がうまくバランスを保つことができません。
ストレスなどを抱えた緊張状態にある人は、たいてい体が冷えています。
不安や心配事などを抱えていると、
常に交感神経が優位になり、
それが緊張状態となり、
さらなる体の冷えを招きます。
交感神経が優位になると血管が過度に収縮し、
血圧が上がり、肩こり、腰痛、手足のしびれ、
片頭痛などの症状、または、重篤な血液障害を引き起こす原因ともなりうります。
精神的にも落ち着かず、不眠やイライラ、食欲のみだれ、
各知覚機能の低下を引き起こします。
岩盤浴の体の中から温めるという作用は、
そういった血液の流れをよくし、
病気の予防に役立ったり、体の細胞から元気にしてくれて、
免疫機能を高めてくれたりします。
岩盤浴でわすれてならない要素のマイナスイオンは、
酸性に傾いた血液を健康的な弱アルカリ性にしてくれる作用を持つほか、
自律神経に働きかけ、交感神経をしずめ、
副交感神経とのバランスを取り戻すよう働きかけます。
それにより、血管の収縮が改善しますので、
岩盤浴は体の冷えにはもってこいなのです。
ストレスを多く感じていると思われたら、
岩盤浴でリフレッシュすることをお勧めします。
森林浴もいいですが、岩盤浴なら、
遠赤外線とマイナスイオンの相乗効果により
さらに体にうれしい変調をもたらしてくれるでしょう。