｢余計な事と思いますが｣
仏壇の線香タテに、線香が立てにくくて苦労した事は御座いませんか。ソウなんです。古い家ほど灰が固まり刺しにくくなる。それは線香の残りかすが、詰まってしまうのです。
一遍、掃除をしましょう。新聞紙を敷いて、スプーンで灰を茶越しに通します。灰は茶越を通り燃えカスだけがが残ります、これを捨ててください。最後が終わるまで灰は残します。
終わったら、灰を約8～9分目に元に戻します。残った灰はビニール袋に入れて、取っておきます。後日湯飲み茶碗の茶渋の汚れやヤカンの汚れなどの、落とし剤にも使えます。
私は、毎日、線香を3分割に折り火をつけて、線香を立てずに寝かせます。すると最後まで綺麗に燃えてくれます。燃えカスは残りません。他人様が来て線香をたてても、スーと立ちます。
宗派によって、寝かせては？？とか言う人もいますが、跡の清掃のことを考えれば、きれいに燃えてくれたほうが楽なのです。来客の人も満足ですし、倒される心配もありません。
小さな、｢おもてなし｣につながる事でしょう。お盆・お彼岸前に綺麗にしてあげても喜ばれると思います。ソウかと思われたら、試してみましょう、ご先祖さんも喜びますよ。余計なお世話でした。
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