たままゆの勝手にシネマ「KOTOKO」 | たままゆのブログ

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たままゆの勝手にシネマ(笑)

第一回は「夢売るふたり」でも
「莫逆家族」でもなく「KOTOKO」

だって!松尾スズキさんがメルマガでこの映画を紹介してるんだもん!
てか、私この映画
すでに観てましたから~❤
松尾さんと趣味が合うって
ちょっと嬉しいわ❤
でもこの映画、普通の映画じゃない。
いろんな意味で痛い!痛すぎる!
肉体的、精神的にはもちろん
出演している監督のMっ気ぷりがハンパなく痛い!(笑)
こっこに殴られても殴られても
こっこを許す監督。
そんな監督に共感する松尾さん。
松尾さんは昔、激しい女とばかり付き合ってきたらしいですね。
アーティストってやっぱ
変わってるわ~(笑)

あ、「KOTOKO」紹介ですね!(笑)
【たままゆ目線のザックリ・ストーリー解説】
幻覚を見たり自虐行為ばかりをしてしまう、自分をうまくコントロール出来ない主人公の話です。
そんなKOTOKOに子供が産まれます。
ふたりだけのささやかな暮らし。
でも、
KOTOKOはうまく子育てができません。子供を姉に預け、ひとり暮らすKOTOKO。
そんなKOTOKOの前にひとりの作家が現れます。
作家は偶然聞いたKOTOKOの歌声に心酔。ストーカーのようにKOTOKOにつきまといます。あまりの作家の熱意に負けてしまうKOTOKO(笑)
「私、この人とシアワセになってもイイのね❤」
そしてふたりの結婚生活が始まります。
が、やはりここはKOTOKOさん。
シアワセが何なのかわからず戸惑い、今度は旦那さんである作家さんをDV、ボコボコにしだす。そして自己嫌悪。そしてリスカ。って!
わ~もう、完璧負のスパイラルです(笑)だんだんこの辺から観てるこちらもテンション下がってきます。
でも、殴られてる作家→監督の表情はずーっと笑ってるんです!(笑)
そっちのがコワイです!←で、私にはそのシーンがなんだか凄~くコントに見えてきて笑えたけど、松尾さん的には~辛かっただろうな(苦笑)
自分を抑えられず、ついに子供を殺してしまうKOTOKOは精神病院に入ります。
自分は子供を殺してしまったと
生きる気力をなくすKOTOKO。
ですが、ここで痛い話にも救いがありました。
なんと、子供は死んでなかったのです!しかも少年に成長している!
子供を殺したのはKOTOKOの幻想の中だけでした。
少年は【また来るね】と言葉を残し病院を去る。
KOTOKOの涙で物語は終わります。

ね!痛い映画でしょ?(笑)
気持ちが沈んでいる人や
小さい子供を育てているお母さんにはあまり見ては欲しくはない映画ですが(笑)
感受性が豊かすぎる人
幻想を見てしまう人
何か非凡な才能を秘めてる人
の世界感はこう見えているのかしら?
と覗き見が出来るような気がする
映画なのかもしれません。

残念ながら私は
幻想も見ないし
リスカをする勇気もありません。
だからこそ
映画や舞台、LIVEを観て
ちょっとだけ非日常を
ちょっとだけ幻想を観たいと
想うのです❤