鋸岳~尾白川渓谷道、海抜0富士と、1泊2日の山行が続いていますが、海抜0の翌週末も、利根川水系湯檜曽川本谷へ1泊2日(8月1,2日)で沢登りしてました。山行報告にするほどのことはないので、写真でざくっとまとめます。皆さんお涼みください。
白毛門駐車場から武能沢出合まで2時間程度歩き、そこで入渓準備して沢遡行開始です。
入渓後早々あらわれる魚止めの滝。この日茅ヶ崎山岳会の隊(5名)が同ルートで遡行していましたが、同隊はここを武能沢から高巻いていました。ここを巻くとかなり時間短縮できますが、我々は遊びにきたので、というかわたしがリーダーなので魚止めの滝からスタートとさせてもらいました。
その後少し遡行したらすぐに雪渓が登場。茅ヶ崎山岳会からの情報によると、普段はこんなことはないとのこと。やはり雪が少ない年は、雪が重さで崩れず、逆に雪渓が残ってしまうのかもしれません(マチガ沢から学ぶ)。
この後も何度なく、雪渓をくぐだったり登ったりの選択をすることになりました。でも、この判断さえちゃんとできれば、この時期でも谷川の沢で十分遊べます。
ウナギ淵の上にも雪渓がありました。
その先の十時峡。素晴らしい眺めです。
その後いくつもの滝を浴び
それでも熱くなったら釜に飛び込む。下界は暑かろうが、ここは天国のようです。楽しい~
滝は多いですが、登攀要素は上画像の赤茶けた壁の滝の上段(Ⅲ+)と
その先に登場する大滝(2段40m)の上段くらいしかザイルを出すタイミングはありません。
これが大滝の上段です。
本来、大滝の上段は草付きまで登って巻くのがセオリーなのですが、わたしたちは例の如くカム持参なので、自力でルートを見出して滝の登攀に挑みます。
本来は茅ヶ崎隊が登っている草付きを巻くルートが王道です。
でも我々は大滝上段も登攀したりました。ただ支点はイワシで1箇所しか取れませんでしたので、パーティに弱いメンバーがいる場合は素直に巻くことをオススメ致します。(カムナッツ決まる場所なし)
そして幕営適地の二俣に到着です。今回はタープ泊です。
焚き火を担当しました。
沢の幕営は水が豊富なので、色々と楽ですね。
美味しいひやむぎを頂いて、早めに就寝しました。今回のわたしは、就寝マット&シュラフなしで、防寒として持ってきていたダウンを着て、シュラフカバーに入って地面の上に直接寝てみました。うん、やっぱり就寝マットはなくても大丈夫。地面のゴツゴツが逆に自然の中で寝ている感じがして良かったです。
兎にも角にも、楽しい1日でした。(2日目につづく)