昨日はダヴィンチ☆カフェで
全脳思考マスター講座を実施しました。
これは
神田昌典氏が開発した
全脳思考チャートによるコーチング法をマスターするための講座。現在この講座を実施しているのは神田さん本人、アルマクリエーションズの
石ヶ森久恵さん、そして私の三人だけになります。
マスター講座は開催するたびに
「これってやっぱり自分が教える巡り合わせになっているんだな」と実感します。
私自身数ヶ月に1度しか実施しないので「あれ?なぜそう感じたんだっけ?」と思い出せないでいましたが、今回もやはり同じ感覚が蘇ってきました。

全脳思考チャートと関連が深いものにオットー・シャーマンの
『U理論』があります。一口に言うとこれは問題解決のレベルについての考察。
選んだソリューションが、いわゆる対症療法的なものか、根本療法的なものか、という問いかけです。

たとえば熱が出たら解熱剤、というのは対症療法。熱が出た原因を探り、それを治すのが根本療法。でも本当はその先があって、熱が出た原因が生じるような体質、性格、年齢、ストレス、あるいは日常生活や仕事を俯瞰し、
自分の人生の課題を考察して対応することをアダプティブ、変容による解決策と呼びます。
全脳思考マスター講座の中でU理論の紹介をするのですが、この
「変容」について話すときに私の人生の巡り合わせを感じるのです。
私は42歳の時に父と袂を分かち、父の会社を退職しました。どうしようかと悩んでいたときに神田昌典さんから入社のお誘いを受けました。本来なら無職で収入がないし、かの神田昌典さんからの誘いだし、喜んでお受けするところです。
ところが私は即答でお断りしました。
「ここで神田さんの会社に入社したら、父の会社を辞めた意味がなくなってしまいます」という言葉が口をついて出てしまったのです。
私の父はカリスマ経営者で、発想が豊かで、つぎつぎに新しいアイデアを出していきます。顧客はそんな父のカリスマ性に陶酔し、あこがれてついてきてくれました。しかし会社は毎日振り回され、組織の運営、一貫性、信頼性は二の次になっていき、私たちは顧客からのクレームに疲労困憊となっていきました。
私はそんな父との葛藤を、退職という形で終わりにしたつもりでした。ところが目の前にあらわれた神田昌典さんも、アイデアが方法である、カリスマ性がある、事業経営はある意味二の次、という点で私の父に似ていたのです。
このとき気づきました。
自分はまだ父との課題が終わっていなかったことに。だから父の代わりに神田さんが出てきたのです。
神田さんをお断りし、いよいよ自分で仕事をなんとかするしかなくなりました。顧客ゼロの状態からのスタートです。最初はどうにもならなかったです。それが一歩進み、二歩進み、ふと振り返ってみると私の周りには応援して下さる受講生や経営者仲間がたくさん集まって下さっていました。
そのとき父と再会し、自分ががんばれていること、応援されていること、やっと父の経営者としての気持ちがわかったことを伝えました。
「やっとお前にもわかったか」と父が言いました。そしてそれを機に、神田さんと仕事をする機会もどんどん増え、全脳思考マスター講座を任されるまでになったのです。
自分の人生上の課題からは逃げられない。
逃げても逃げても繰り返される。
そして逃げていれば人生にブレーキがかかる。人生上の課題を解決するためには、自分が変容する必要がある。それを経験をもって思い知ったのがここ五年間でした。
だからこそ、私が全脳思考マスター講座を教える巡り合わせになっているんだということに、あらためて気づいたのが今回の講座でした。

今回参加した方から、次のような感想をいただきました。
「本当に2日間ありがとうございました。玉川一郎先生の講座でとても良かったです。経験を元に話されているので、とても理解納得しやすかったです」(理学療法士 西山昌秀さん)私の想い、経験がお役に立てたことで喜び一杯です。私からのメッセージを受け止めて下さった受講生の皆さんに感謝します。
今回の受講生で、皆さんの前で私が
マンツーマンで全脳思考コーチングをさせていただいた方がいます。彼は仕事、プライベート、その両方でまさに大きな分岐点に立ってました。もしこのタイミングで講座がなかったら、彼の人生の課題が見えず、また回り道をしてしまったかもしれません。
来年は社会も、自分の周囲の環境も、変化の大きい年になると思っています。講座開催もあまり前もって決めず、必要なものを必要なタイミングで提供していくつもりなので、次回の開催は未定です。
その代わり、この方のように必要なタイミングでお手伝いさせて頂くために、来年は
個人面談の形で全脳思考チャート、春夏秋冬理論、マインドマップなどを使って個別にサポートするサービスを始めていこうかと考えています。
今現在で、そのようなサポートが必要な方がいらっしゃいましたら、ぜひお声をおかけ下さいね。