いのちのとなりに在る | 人は話さずにはいられない「トークケア」

人は話さずにはいられない「トークケア」

栗原未来主宰 日本発の思いやりを形にした”トークケア”。
より多くの方に楽しんでご利用頂けるよう、
スタッフやサービス、その他皆様のライフスタイルに
有効なご案内をしております。

得意になりたくて一生懸命英語を勉強したよ

カッコええなぁと思われたくて
大手商社に就職して
そこを3年で辞めたあとには
いろんな仕事やったよなぁ

失敗もあったし、苦しいこともあったよ
添乗員やってたとき 
お客様一人朝ホテルに取り残したまま出発しちゃう

営業やってるとき 
いきなり玄関先で怒鳴られドアをピシャと
手を思いきり挟まれた

介護施設で働きだしたころは 
けちょんけちょんに言われたこともあったっけ

ここには書けないこともあったけど
それでも命はとられんかった

酸いも甘いもすべての経験が財産・学び・糧
今の自分を創ってくれた 
それも命あってこそ

イスラム国人質事件
その尊い命をもって事に仕えてくださった
いのちをもって伝えてくれたことは何だろう

残念ながら今も世界の半分が戦争をしている

過去をさかのぼれば
残酷な争いの歴史を持たない国も民族もない

日本でも戦争はもとより
耳を疑うような残酷な拷問が為されていた歴史もある

他人の不幸は蜜の味
人の失敗が嬉しかったりする、
自分に添わないものを排除するがひとの心理

実はだれもが残忍・残虐性を持ち合わせているんです

この国の平和と安全のため、
自国の民を守るため
大義名分のためには、
神の名のもとにと宗教が操られ、人が操られる
自分たちの正義のため、平和のためにと争う

自分が一番かわいいんだよ。
一番大事にしたいんだ

自分を守るために、言い訳もするし、他を蹴落としたりする

相手と比べいいとか悪いとか、
上に見たり、下に見たり、
優れているとかだめだとか

あるいはあの人は可哀そうだとか
まだあの人に比べて私はマシだとか

あんなことをしたあなたを許せないってね

優越感と劣等感、さまざまな人の心理が 
差別・偏見・卑屈を生む
社会への不満が生まれ 

自分は認められていない、認められたい
自分を認めてくれる場を求めてさまようのが人間

ひとはひとりでは生きられない動物だから

イスラム国の勢力拡大は
こうした人の心理の闇の集まる縮図なのかもしれない
それは地球に住む我々自身・社会が造りだしたものかもしれない

その一方で ひとはだれもが 人を慈しむ 愛のこころをもつ
なぜならだれもがこの宇宙、母なる大地である地球の愛に育まれ、
何よりその母の胎内から生まれてきたのだから

後藤さんのお母様の心中を察するに
涙だけでは流しきれない切なく苦しい想いになる

ことばにならない想いの中

「戦争のない社会をつくりたい」
「戦争と貧困から子どもたちのいのちを救いたい」
という息子の意志を引き継いでいきたいと
そのことばにどれほどの想いが込められているか

本当の平和ってなにかな

多様性で生きようよ
いろいろあっていい。
いろんな考え、思想があっていい
自分を本当の意味で信じて、愛して、そしたら他も、社会も信じ愛することができる

宇宙の始まりをたどれば
もともと私たちは一つだったのだからね

この命をなにに使おう
いのちをつかうことが使命

だれも裁かない
今この瞬間 目の前にいる
あなたという命のとなりにいると決めました

すべてを財産・学び・糧にかえていくんだ

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