今回はWiiスポーツの野球です。


このゲームは魅力を伝えるのがちょっと難しくて、文章書くのに時間がかかってしまいました。
Wiiスポーツの中で言葉で操作を説明しにくいゲームですし。
やってみるとそんなに難しいわけじゃないんですけど。



野球は、Wiiスポーツに収録された中でも一番駆け引きが楽しいゲームです。
守備はコンピュータが勝手にやってくれるので、バッター対ピッチャーの対戦に集中できます。
ランナーも自動なんですけど、リアルな走塁ではなく野球盤のようにヒットとかツーベースなどの結果に応じてランナーが進む感じです。
重要なのはピッチャー対バッターの駆け引きの面白さなので、リアルな野球を求めてる人以外はすぐに気にならなくなると思います。


ピッチャーは投げるコースを内側か真ん中か外側の3種類から選びます。
そして、ストレート、カーブとシュート、それにフォークの4種類から選んで投げ分ける事が出来ます。
これだけでバリエーションが結構あるんですが、腕の振るスピードに連動して球の速さも変わります。


バッターはバットを振る事に集中します。
振る高さの調節もいりません。
速い球に振り遅れないように、遅い球にタイミングを外されないように気をつけて打ちます。
タイミングが合ってても、変化球でゴロやファールを打たされる場合もあります。
コースや球の速さ、球種とタイミング等が関係するので来るので「こういう時はこう」というのは良くわかりませんけど、タイミングを外されて直感的に「打たされた」と感じる時もあります。



友達数人としばらくやった結果、バッターの方が強いゲームバランスになっている様な感触がありました。
確かに打てないよりも盛り上がります。
しかし、あまり打たれすぎるとただの乱打戦になってしまいます。
好みの問題ですけど、私達は「もうちょっと駆け引きが欲しいね」という話になりました。


ピッチャーが不利なのは、腕を振る速さを見られて投げるスピードがバレるのもあると考えた私達は、ピッチャー役がバッター役の後ろで投げる事にしました。
腕の振りを見えなくして事前に球の速さを予測できないようにしたんですね。
バッターは腕の振りが見えないだけで少し打率が下がりました。
特に、遅いカーブの後に早いストレートが来ると振り遅れます。
何度も同じ事をすると警戒されて効果が薄くなるので連続して速い球を投げてみたりと、ちゃんと駆け引きが生まれてきました。
速い球か遅い球か、それが判らないだけで読み合いは面白くなりますね。
大振りになると音でバレる事もあるので小さく振るといいです。


もともと打率が低い人は、ピッチャーの腕の振りが見える位置で打ってもいいかもしれません。
私のゲームの苦手な友人は駆け引きが面白いらしくて、打率が低くても腕の振りは見ませんでしたけど。
それぞれ楽しい方法でやればOKってことですよね。

ローカルルール作りをオススメします。

フォークボールは1打席に2球までとか。



5種類の中で野球はテニスと同じくらい対戦で盛り上がれます。
ボウリングは対戦というよりストライクやスペアを出すと盛り上がりますね。
タイプの違ったゲームが5種類あるのでどれかは好みにぴったりのスポーツがあると思いますよ。


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