寄稿:「口述試験を2度経験した!?どん底から合格を手にした男」 | タキプロブログ 合格者が伝える中小企業診断士試験「突破後」のノウハウ!

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診断士の収入、資格の更新、企業内での活用方法、青色申告・確定申告等の申請、などについてお伝えします。

タキプロブログをご覧の皆々さま

こんばんは、クリスマス前で浮かれている人見知り診断士@タキプロです。
人見知りファンの皆さま、ご無沙汰しております。
ご心配をおかけしましたが、大丈夫です、私、元気にやっております。

口述試験に進む権利を獲得された皆さまにおかれましては、本当におめでとうございます。
やりましたね

残念だった皆さま、少し休んで、また再チャレンジしてください。
私も2次2回不合格を経験しておりますので、お気持ち痛いほどわかります。
でも、長い目で見ると今年受かろうが、来年受かろうが、再来年受かろうが大きな違いはありません。
タキプロ勉強会、セミナーでモチベーションを保ちながら頑張っていきましょう!

さて、本日は口述対策として、口述試験のスペシャリストに記事を寄せていただきました。

それでは、おねがいします。
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「口述試験を2度経験した!どんぞこから合格を手にした男」


みなさん、こんにちは。Big-grass
といいます。よろしくお願いします。
職業はシステムエンジニアで、会計システムの開発・保守に従事しています。

タイトルにあるように私は口述試験を2度経験しています。
言い換えると、口述試験に1度失敗しています。
私の失敗体験がこれから口述を受ける人たちのお役に立てれば幸いだと思い、タキプロブログに寄稿させていただきました。

■診断士を志したきっかけ
会社の上司から勧められたのがきっかけで中小企業診断士試験を受験することになりました。
経営全般に関して非常に幅広いことを学ぶので今後の仕事の役に立ちそうですし、面白そうだと思ったので受験することを決めました。

■受験歴
まずは、受験歴からお話しします。
2008年 1次試験の2科目(経営法務、中小企業経営・政策)に合格
2009年 1次試験、2次筆記試験に合格するも口述試験で不合格
2010年 2次試験に合格

2009年にストレートで2次筆記試験に合格しましたが、自分では落ちたと思っていました。
そのため、筆記試験から合格発表まで口述対策は行っていませんでした。
筆記試験に合格したことが分かってから、あわてて事例を読み込んだり受験校の模擬面接を受けたりしましたが、口述試験まで1週間ほどしかないため、十分な対策はできませんでした。

■口述試験当日
口述試験では、7つの質問をされました。
たとえば「A社がF社を買収した後もF社のブランドを残した狙いはなんですか?」といった質問です。
緊張していたこともあって、何も答えられず黙ってしまっていたら、次の質問に進まれてしまいました。
「B社はブログをはじめようと考えています。留意点はありますか?」といった質問をされましたが、「……わかりません。」としか言えませんでした。
答えられた質問もあったのですが、「では、C社にとってはどんなメリットがありますか?」といった質問を追加でされ、これに答えられませんでした。
結局、まともに回答できた質問は1つもありませんでした。


この結果だと思いますが、不合格となりました。

■不合格になって感じたこと
口述試験は、中小企業の経営者に対して中小企業診断士の立場で臨む試験ですから、沈黙してしまっていては、不合格になって当然です。
とはいえ、ほぼ全員が合格する試験で不合格になったわけですからショックは大きかったです。
救いだったのは、筆記試験にストレートで合格していたので、翌年もう一度、筆記試験を受ける権利があったことです。
口述試験に落ちて1次試験からやり直しだったら、再チャレンジしていなかったかもしれません。

■2度目の試験
こうして2回目の2次試験にチャレンジすることにしたのですが、初年度に比べプレッシャーが大きかったです。
もしこれで筆記試験に落ちてしまったら、口述試験に落ちたことを悔やんでも悔やみきれないからです。
でも2回目の筆記試験も無事合格でき、口述試験の受験資格を得ました(事例Ⅲであきらめそうになりましたが、あきらめなくてよかったです)。

一般的に診断士試験の最大のヤマは2次筆記試験ですが、私の場合、その最大のヤマを越えても、ある意味でそれを上回る山“口述試験
富士山”が残っています。
さすがに、口述試験を2年連続で落ちるわけにはいかないので、2年目は筆記試験が終わった後すぐに口述対策を始めました。
事例を読み込むところから始め、受験校の口述対策問答集で繰り返し練習し、勉強仲間と一緒に口述対策を行いました。受験校の模擬面接も複数受けました。

こうして、万全の状態で2回目の口述試験を迎えました。
2回目なので口述試験がどのように進むのか知っていたため、試験が行われる部屋に入るまでは落ち着いていました。
試験が行われる部屋に案内してくれる係りの人に、2回目の受験であることを話したところ、「珍しいですね。」と驚かれ、とにかく話すようにした方がいいとアドバイスをしてくださいました。
どうやら、不合格になっている人の大半が、1回目の私のように話せなかった人のようです。
そしていよいよ口述試験本番です。
2回目は、事例Ⅰと事例Ⅱからそれぞれ2つずつ質問されました。
今回は黙ってしまうことなくすべての質問に回答できました。
1回目と同様に追加の質問もあったのですが、筆記試験対策で勉強してきた事例の中に似たような設問があったので、それを思い出して回答することができました。

こうして、2度の筆記試合格、2度の口述試験を経て合格を勝ち取ることができました。

■口述試験を受ける方へエール
今年口述試験を受ける皆さんは、私と同じ失敗をしないようにしてください(笑)
ちょっとくらい間違っていても、黙ってしまうことなく話すのがいいと思います。

試験に合格し、診断士になれば、自分次第ですが視野が広がっていきます。
私も試験に合格した今年、新しいことをいくつか始めました。
どれも試験に合格していなければ決して始めることのなかったことばかりです。
大変なことも多いですが、楽しいことも増えました。
口述試験が終われば、晴れて試験合格です。
あともうひと踏ん張りして、診断士になりましょう。
そして診断士としてやりたかったこと、成し遂げたかったことを叶えていきましょう。
それでは、次は診断士としてお会いできることを楽しみにしています。

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Big-grassさん、本当にありがとうございました。

もっのすごく参考になるケースではないでしょうか!?
口述試験に対する多くの示唆があるではありませんか。

よろしければコメント欄に感想をくださいませ

タキプロは皆さまの完全合格をお祈りしております!!

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