最近よく「らしさ」がなくなってきたなぁってひとり言や思うことが増えてきて、
気になって調べてみた。
「らしい」に「さ」がついたものだそうです。
「そのものにふさわしい様子であること」が意味
男らしさなどの使い方。
名詞などの後ろにくっついて、そのものの本質や典型的なあり方を示しているとのことでした。
ということは、私が「らしさ」がなくなってきたと思うのは、私の本質ではないなぁって思うこと。
本質とは何かというと、この場のような表現とか対応とかを指していると思います。
この障害年金のお仕事を始めたのは、2012年6月くらいです。今から13年前で私は37歳でした。
十分いい歳ですが、37歳の人間も13年生きると50歳になります。
この数年、特にコロナ明け以降は私の対応や言動が急に丸くなってきたように自分でも思えます。
態度、言葉遣いなどおそらくこの2~3年内のお客様は私のこと割と普通な感想に近いように思われます、
逆に10年前とか7年前くらいの30代、40代前半は毎週のように全国を飛行機や新幹線で精力的に回っていた時代でしたが、
今よりも熱血漢であったと思います。それゆえ、言動も口調が強めだったしかなり引っ張っていくタイプだったと思います。
今思うと、お客様は精神の方ばかりで病状の段階もあって、無理を言ってはいけない時期も多々あったと思いますが、
色々と口出しをしたり余計なことが多かったです。
それは「良かれ」と思ってしていて、「熱血漢」がゆえの行動であることには間違いありませんでした。
コロナを契機に世の中全般、人との距離が離れるようになったじゃないですか、
私も物理的な距離を取るようになって、精神的な距離を取るように次第になってきました。
余計なことは言わないし、お客様の段階にあったことしか言わない。
それはそれでいいと思うんですけど、何かちょっと物足りないというか
らしくない
と思うようになったのです。
もともとお節介で熱血漢なのが私の本質だとしたら、
当初と比べたら、当たり障りのない言動のみで。
年の功と言えばいいのかもしれない。
でも、何かが違う何かとは、〇感を持たれないようにしようと思っていることが
大きいように思いました。
何か、守り重視なんですよね。
これはこれでいいのかもしれませんし、
アフターコロナという時代の流れ、年の功両方MIXしたものなのかもしれない。
変わってゆくことを受け入れていくのが自然でいいのかもしれない、
ただ、そこに強いられている我慢みたいなものがないか、自己点検をしたりしている。
そこに特に無理な我慢みたいなものはなかった。
でも何となくおとなしくなってしまった。大人しく…
思索の秋、あなたはどのようなことを考えていますか?
あなたらしさってどんなことだと思いますか?
また、あなたらしく生きられていますか?
金木犀の香りがどことなく漂ってきました。
とてもいい季節です。