野球場のビール価格比較
震災の影響で18日間延期されましたが、今日プロ野球が開幕しましたね。
千葉で行われた試合では、14時過ぎに起きた地震で2分ほど試合が中断されたらしいです。
まだまだ余震が続いていて気が休まらないですが、野球でも見て少しでも辛い思いや恐怖心が和らげばいいですね。
んで、野球観戦に欠かせないのがビール♪
球場に行くと、平均3杯くらい飲みます。
でも、球場によってビール価格やビールカップの種類は様々。
そこで、ビールカップを持ち帰ってみて、比べてみることにしました。
あらかじめお断りしておきますが、今日ここに載せるものは去年球場で売られていたものです。
カップの容量を調べるため、白く着色した液体をビールカップに目いっぱい入れて、その容量を料理用の計量カップで測りました。
まずは東京ドーム。
一番搾り(キリン)とスーパードライ(アサヒ)のカップの大きさは同じです。
容量は最大で550ml。
ビールの液体の部分と泡の比が7:3とし、泡の分を考慮しなければ(要するに、ビールカップに入っているビールは、最大容量の7割とすれば)、ビールの実容量は385mlとなります。
ビール価格は800円なので、ビール1mlあたりの価格は2.08円。
これだと分かりにくいので、缶ビール1本分(350ml)飲むのにいくらかかるかを計算しましたところ、727円となりました。
やっぱり高いですね…
続いて、東京ドームのヱビスビール(サッポロ)と、プレミアムモルツ(サントリー)です。
値段は800円で、一番搾りなどと同じですが、プレミアムビールなので、カップの大きさが一回り小さくなっています。
容量は最大510ml。
先ほどと同じように計算すれば、ビールの実容量は357ml。
ビール1mlあたりの価格は2.24円
350mlあたりの価格は784円。
千葉マリン(現・QVCマリンフィールド)です。
一番搾り、スーパードライ、黒ラベル(サッポロ)は同じカップを使用しています。
容量は最大510ml。
実容量は357ml。
ここのビール価格は600円。
ビール1mlあたりの価格は1.68円。
350mlあたりの価格は588円です。
千葉マリンのヱビスのカップは、東京ドームと同じように一回り小さくなっています。
容量は最大420ml。
実容量は294ml。
ビール価格は600円。
ビール1mlあたりの価格は2.04円。
350mlあたりの価格は714円です。
千葉マリンのビールカップは一番小さいですが、お客さんの数の割にビールの売り子さんの数がめちゃくちゃ多いので、ついついいっぱい飲んじゃいます[m:206]
だからあそこは「キャバクラマリン」なんて呼ばれちゃうんだよ。。。
甲子園です。
一番搾りとスーパードライが売られています。
容量は最大600ml。
実容量は420ml。
ビール価格は600円。
ビール1mlあたりの価格は1.43円。
350mlあたりの価格は500円です。
甲子園のビールカップはどちらも「ビール工場より直送」を推していますね。
スーパードライは途中でデザインが変わったのか、2種類ありました。
マツダスタジアムです。
一番搾りとスーパードライが売られています。
容量は最大660ml。
実容量は462ml。
ビール価格は700円。
ビール1mlあたりの価格は1.51円。
350mlあたりの価格は530円です。
ここは千葉マリンと対照的で、ビールカップは大きいですが、売り子さんの数が少ないので飲みたいときに買えないという事態が発生します。
札幌ドームです。
札幌だけあって、サッポロビールが多く売られていて、黒ラベルとヱビスのほか、北海道限定のクラシックも売られています。
だた、このカップは何を飲んだ時のものか忘れてしまいました…
容量は最大600ml。
実容量は420ml。
ビール価格は600円。
ビール1mlあたりの価格は1.43円。
350mlあたりの価格は500円です。
Kスタ宮城です。
一番搾り、スーパードライ、ヱビス、プレミアムモルツが同じカップで売られています。
容量は最大550ml。
実容量は385ml。
ビール価格は、一番搾りとスーパードライが650円、ヱビスとプレモルが700円。
ビール1mlあたりの価格はそれぞれ1.69円、1.82円。
350mlあたりの価格はそれぞれ591円、636円です。
スカイマークスタジアム(現・ほっともっとフィールド神戸)です。
ここはプレモルのみ売られています(売店ではほかの銘柄も売られています)。
容量は最大550ml。
実容量は385ml。
ビール価格は600円。
ビール1mlあたりの価格は1.56円。
350mlあたりの価格は545円です。
西武ドームや神宮球場、横浜スタジアムにも行きましたが、カップを持ち帰るのを忘れてしまったため今回は欠測です。
また、ビールカップの底と上口の半径(実際には直径を測って2で割りました)、高さを定規で測って、内容量を計算して出しても見ました。
計算方法は記述するのが面倒なので、手書きしてスキャナで取り込んだものを載せます。
これによって計算したものと、計量カップによって測定したものの値が、それほど変わりなかった(差異が最大でも23ml程度だった)ので、ここには載せません。。。
使用したのが計量カップと定規という正確に測れるようなものではないので、誤差はかなりあると思いますが、そのへんはご勘弁を。
プレミアム系じゃない、普通のビールで値段の順番をつけると、安い順で(カッコ内は350mlあたりの価格)、
甲子園&札幌ドーム(500円)
マツダスタジアム(530円)
千葉マリン(588円)
Kスタ宮城(591円)
東京ドーム(727円)
これを見ると、いかに東京ドームのビールが高いかがよくわかりますね…
安心してビール片手に野球観戦が出来るよう、早く地震と原発が落ち着いてくれたらと思います。
