毎日、毎日、夜遅くまで仕事をやっている男がいた。午後7時に電話で商談が入った事までは分かっています。ところどころは、分かっているつもりですが、同僚が救急車を呼んでくれたのがよかったのでしょう。あとは、手術をして2週間というものさわる事すらできなかった。肺炎が起こったためだ。左脳の脳内出血です。3週間目にりんご、みかん2つだけ言わされました。それが、2年半前の僕の姿なのです。右半身麻痺なのです。今から半年前の、平成14年の7月~8月に脳の自主回復機能が動きました。脳は壊れた機能を補おうとする働きをします。脳梗塞とか脳内出血とかで言葉を話すことができなくなっても、根気よくリハビリを続ければ話せるようになるのはこのためです。言語は、かたことだけど6割ぐらいは喋れる事ができると思う。本当は、喋れないと思っていたけど。つい6ヶ月前までは。左手で字もご飯も食べている。早く右手で食べないと。右足は、階段でつまづいてしまう。たぶん、右足の小指と薬指と中指が反り返っている為かな。以上がだいたいの脳内出血の男の姿なのです。今日は、病魔を書きましたが、すえながくお付き合いのほどよろしくお願いします。