つれづれtakofu-mi:とある大学生の脳内に渦巻く何か
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ジャーナリズムもやっぱり権力

久々です。年度をまたいでバタバタしていたのですが、落ち着きつつありますのでちょくちょくブログ再開します。

さて、窮地に立たされている鳩山政権の普天間移転問題に関連した報道についてちょっと考えてみます。

最近報道されるのは、移転先をどこにもってゆくか、また、移転先候補がノーのアピールをしているとか、移転元が圏内移設ノーをアピールしたりということと、右往左往する総理のすがた。

さて、事態がここまでややこしくなってしまったのは一体どうしてでしょう?

それは、実はちゃんとは説明されていないはずです。テレビとか新聞とかよく見てください。

確かに鳩山さんがミスったのはミスったのですが、だからと言ってほかの人が総理をやって同じことをしようとしたときにはうまく事態を収拾できたかと考えてますか?普通はそんなこと考えない。だけど、鳩山由紀夫って人を評価するには、「ほかの人ならどうしただろう」と考えるのが妥当で公平な線ですよね。

で、実際にほかの人だったらどうするかを考えてみると、普天間問題なんて爆弾には触れないという結論に至る。

なんでかって、原発と違って地元には直接の利益がないどころか、外国人兵は素行が悪いと思われているし、実際凶悪事件を起こしたりしていて、いくら補助金と市場拡大が見込めるとはいえ不利益が大きい。よってどこも基地なんてつくりたがらない。作りたがるはずがない。ましてや小さい島のなかに基地をつくるのだ。そりゃあ意地でも断固拒否のお断りだろう。

そう。初めからこの問題は簡単に解決できるものではなかった。総理がボンボンで世間知らずである以前の問題だ。



しかし、なぜそこまでふみこんだ報道がなされないのか。この問題自体が出口など到底ないものなのに。

そして、今の報道のままでは、鳩山政権をあたかもつぶしにかかっていることになる。


マスメディアは「中立な報道」を標榜しているかもしれないけど、何を報道するかだけでも実質的には中立ではなくなる。



もうこうなってくると最後はリテラシーの問題になるのだけど、それを云ってはどうしようもない。

政権が代わってからいろいろなものの正体が見え隠れしたけど、これもそういうことなんだろうなあ。

地デジの理由

とうとう地デジを導入しました、我が家のテレビ。さっそくいろいろといじくってみました。

地デジの大きな特徴としては、

・画面が無駄にきれい
・データ放送が可能
・2番組同時再生
・番組表

など、テレビ本体の画質性能向上以上に、付帯機能が充実しているみたい。


さて、番組のほうだが、気になったことがいろいろとある。

→製作会社によってなのか、3:4で放送している番組もまだまだ存在する。
→場合によっては映像が9:16と3:4が複数のカットの組み合わせの際に混在するという現象。TBSのニュースで確認。
→CMが結構3:4で作られている。

テレビはずっと3:4できていただけあって、それが崩れることはなにかおおがかりな変革がありそう。とはいえ、その先がみえない。


これは、ひとえに、「ただ解像度が良くなっただけ」で、そのインターフェースに適した技術的工夫が少ないからだと考えられる。たとえば、アナログテレビと違って、液晶のドット数が決まっているのだから、はじめからそれをうまく使った映像作りができたら面白いと思うのです。そうでなければただ画質がよくなっただけ。ニュースを見流していて、ニュースキャスターの顔の大映しにあれだけの電気代をかけてなんだかもったいないという代物になってしまう。


テレビの危機、高解像度の陥穽をひしひしと感じたのであった。

よぞら

日本海側にいます。いま電車に揺られてます。


新潟の空は暗い。

というのが第一印象。


あまりに車窓に灯が少ないから、おセンチになってる。


どうしてかちょいと考えてみたんですが、いつもみている東京の空があまりに明るいからだと気付いた。

東京のほうを千葉からみると、水平線のほうが赤く燃えているように見えて、気味が悪いのです。

まるで、東京が燃えているかのごとく…


何か悲鳴のようなものなのかもしれない。その偽りの無数の小さな太陽の下で人間は騒いでいるのだが、実は自身の生命を削っていることに気付いていないのかもしれない。


暗いと、日本海の荒波も見える。ブイの赤と緑の光も見える。タイタニックから投げ出された人もこれじゃ助からないとヘンに納得した@青海川駅。

信越本線の終電からおおくりしました。
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