ミクロマクロ経済学克服のコツその1は「つまみ食い」 | 受験生の知らない公務員試験の裏のウラ

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間違った情報や無駄な対策に振り回されがちな公務員試験。公務員試験合格者としての視点から、大手予備校の中枢で受験指導をしてきた経験を活かし、本当の受験対策をブログに書き綴っています。

公務員試験で課される専門科目の中でもっとも不得意になりやすいのが経済学だと思います。原因は簡単。計算やグラフの読み取りといった、数学的素養が必要とされるから。

この経済学ですが、私自身も法学部出身だったこともあり、また私大文系ですから、高校のときもまともに数学を勉強した記憶はなく(^_^;)、こんな感じでしたので、最初は経済学に苦手意識を持っていました。

でも最終的に国家I種経済職(現・総合職経済区分)に合格できたので、やり方さえ間違わなければ、私のような数学素人でも大丈夫です。

経済学を克服するコツの一つとして、論点ごとに複数の基本書をつまみ読みしてみる、という方法が挙げられます。経済学にも、ミクロ、マクロそれぞれ定評のある基本書というものがあります。

ただ、あくまで私の印象ですが、経済学って、論点ごとに雰囲気がかなり異なり、1種類の基本書だけだと、すべての論点をすっきり理解することは困難だと思います。

例えば、過去問を解いていて、「この問題、よくわからん。。。」というときに、それまで使っていた基本書や過去問集ではなく、別の基本書や過去問集の解説を読むと、「なんだ、そういうことか!!!」ということが多々あります。

ですので、経済学の学習に行き詰まったら、書店や図書館に行って、日頃使っている本は別の本を手にとって、該当する論点を読んでみてください。あっさりと理解できてしまうことがありますから。