今日は悪性軟部腫瘍の定期診察の日。
造影CTの為、断食。予約は15:20。
相変わらず、駐車場までが大渋滞。
カーナビの予測だと15:05着だったけど、到着したのは15:15。
受付を済ませると、更にCT受付…
  なんと待ち人15人…う~ん、何のための時間予約なんだか分からない。こちとら半年前から予約が入っているんだけど…ねじ込んだんだのかな?
 カツラの男性看護士さんに造影注射用の針を刺してもらい、CT待ち…待てど暮らせど順番が来ない。
16時過ぎ辺りにやっと自分の番になったと思いきや、自分より若い番号の人が飛び込んできて、その人の次になってしまった。
 
 その人は受付だけ済まし、どっかに行ってしまっていたらしく、自分より遅い番号の人が次々と終わらせて帰っていく…。
 あのう…こちらは更に診察控えてるんだけど…と思いながらも気を長くして終わらせて、整形外科の受付へ。時刻は16:40…
整形外科の予約表には「CT終わり次第…」と予約時刻すら記載されていない。
 待合室に行くとざっと30人はいる。
腫瘍外来は週に1日だけなので、混むときは凄い混む。だけど自分の診察は毎回5分程度で終わるので、ささっと終わるんだろうと思っていたのもつかの間…待てど暮らせど。どんどん人が減っていき、残り6人。時刻は18時を回った頃。
 
  そのうち、またしても自分より後から受付した人が呼ばれ、残り四人。テレビでは高速道路が事故のために通行止め。雨降っていたからなぁ…あそこは魔のエリアだしと思いながら暇を潰していた。

 やっと呼ばれたのが18時30分…しかも一度もお会いしたことのない先生。「初めまして…」と業務的に進められ、「特に自分がみる限りは転移はみられません。放射線科の先生にしっかりと後から見てもらいますので」

…いやいやいや、お初の方の見解よりも、私は放射線科の解析する先生の見解が聞きたかった。しかも、約二時間はあったのに、放射線科の先生は見てくれなかったのか??でもCTも混んでいたからしかたないか…と思いながら何事もなく終了…時計を見ると18時35分。正味CT10分、診察5分、待ち時間…3時間…大学病院あるある

会計に向かうと時間外会計窓口へと地図が書かれており、窓口へ行くと、そこでも沢山の会計待ちの人。隣は救急で、救急に運ばれてきた人の関係者が険しそうな表情で電話でやり取りしている…。
 小さな会社の社長らしき人が「Aが交通事故にあって、徳○会病院へ。Cは市立病院へ、Bはここに来ている。Bの家族がここに到着次第、俺はCへ向かう。Aの命に別状はないようだから、行ってやってくれ。Bは重篤だからここにきた…」緊迫したやり取り。途中、社長夫人らしき人が「死んだら(会社が)まずい。家族の人が来たら駄目だ(取り乱しちゃう)。だから家族の人が家に帰るまで、見守るのが(あなたの)仕事」冷静ではあるが、保身の言葉もちらほら…う~ん。と思いながら病院を後にした。家に着くと19時20分。
 息子が元気良くお出迎え「今日は血の出るテレビみる…、山Pの」
 俺「???」なんだなんだ?と思いながら息子は「コードブルー」を言いたかったんだと納得。実は午前は息子の耳鼻科を受信して、保育園に預けてからの自分の病院だったんだ。
 息子は普段から「お父さんの病気を治す」と言ってくれるから、救急救命に興味があるのかと思い「海翔はお医者さんになってお父さんの病気を治してくれるの?」と聞くと首を横に振った
 「仮面ライダーエグゼイドになる」
(仮面ライダーエクゼイドはバグスターウィルスに感染し、モンスターになった患者を救う医者である)
 可愛いなぁ…と思いながらテレビをつけると高速道路の通行止めが解除されていた…あっ、さっきの救急搬送された人達ってこの事故の人か!!と納得し、今日1日医療に関わることだらけだったなぁと思い返した、