シャフトカットくらいは自分でできるさ・・・

もう１年近く前から課題になっていたエースドライバーのシャフトカット。

１年近く前に、某ショップにシャフトを短くしてほしい、と持っていったんだが、バランスがおかしくなるだの、もっと硬いシャフトに交換したほうがいいだの、そのたびに思いとどまって、アドバイスを聞き入れてました。

それはそれで、少しだけいい結果につながってきたのですが、やっぱり私としては納得いかない。

職人の知恵と経験を否定するわけではありませんが、「こうしてほしい」 とお店に行ったのに、こうしたほうが良いと言われるのがイヤだ。

アドバイスの通りにすればいいのだろうが、交換するシャフトが ン万円 だったり、交換して２～３日しかたってないグリップを見て、素人の仕事やな と言って、新品のまっさらのグリップにケチをつけられて・・・

うまく抜けないから、とかなんとか言って、新品のグリップをぶった切って、全く同じグリップに交換挿しなおしさせられたり、私としては納得いかないことが多くて嫌気がしてました。

これまで、どこのショップに行っても、グリップ交換や、シャフトを 単に 短くしたいだけなのに、まだまだ使えるグリップを切ってしまって、新しいグリップに差し替えないといけない、というのがお決まり。

どこのショップも、まともにグリップを外せないなんて・・・

そんなの おかしいよ！

いや、はずせない、というより、外すのが面倒くさいだけなんだよね。

店としては、カッターで ばっさり切ってしまったほうが、簡単だし、仕事も速いし、グリップも売れる。

でも、そういう全く客の気持ちを察しない対応にはがっかりさせられる。

平気で グリップは再利用できません なんて・・・

おかしいし、第一 もったないよ！

だいたいやね・・・

自分でできれば、こんな理不尽な対応に気を悪くしないでも済むんだよな・・・

足の故障で ラウンドや 練習を控えているので、この機会にホームワーク。

シャフトをカットするのは・・・

（１）グリップをはずす

（２）下巻きテープをはがす

（３）シャフトをカット

（４）下巻きテープを巻く

（５）グリップ装着

たったこれだけのことです。

自分でもできないはずはない。

用意するもの

注射器、両面テープ、灯油少々、ガソリン少々

手順

（１）グリップをはずす

グリップを再利用したい場合は、これが一番ハードルが高いんだろうか？

いえいえ大丈夫。

まず、ダイソーで注射器を買ってくる。

この注射器、先が尖っていなので、家にあった ダイヤモンド研磨器（要するに砥石）で先を尖らせておきます。

次に、灯油を、この注射器を使ってグリップに突き刺して、シャフトとの間にたっぷり灯油を注入。

注入した部分のグリップが膨らむので、しばらくそのまま保持。

注射器を押す手を緩めると、グリップの弾力で、灯油が注射器に戻ってくるので、灯油回収。

こんな感じで、２～３箇所に灯油注入。

その後、グリップを ごにょごにょ すると灯油が行き渡ってきて、簡単にグリップがはずれます。

なんだ 簡単じゃん！

誰やねん、グリップはずせません って言った あちこちのショップの兄ちゃんよ～

ええかげんにせ～よ

ご覧のように、きれいに下巻きテープが残っています。

グリップの内側にも、カスがついていることがるので、それも取れる範囲で取っておきます。

灯油がしっかり行き渡っていれば、さほどカスは残りません。

（２）下巻きテープをはがす

下巻きテープも、手できれいにはがせます。

（３）シャフトをカット

のこぎりで、ごりごり・・・

お好みにカット！

（４）下巻きテープを巻く

下巻きテープといっても、ちょっとしっかりめの両面テープです。

家にあるものを使いました。

書くまでもありませんね。

（５）グリップ装着

両面テープを巻いた、そのままではグリップは入りません。

ここで、潤滑剤に ガソリン を使います。 灯油だと乾きが良くないからです。

両面テープを巻いたシャフトをガソリンに漬してから、一気に押し込む。

一気にやらないと途中で入らなくなる。

全部入ったら、あとはゴニョゴニョとセンター合わせ。

これでOK。

この方法だと、グリップをはずすのに カッターを使わないから、シャフトに傷がつかないし、グリップも再利用できる。意外と時間もかからない。

なんといっても、グリップを再利用できるので、グリップ代が要らないのがいい。

かかった費用 注射器代 １０５円 なり。

ということで・・・

これからは、ちょっとした シャフトカット と グリップのつけ外し くらいではショップには頼まないことにしました。

以上