東京都が作った、新銀行東京と同じ頃に出来て、ミドルリスクマーケットへの融資を標榜していた同社でしたが、なかなか同社のリスクに見合った高金利が定着せず、リーマンショックで、ダメージを受けていたように思います。
 
 木村剛氏の会社というイメージが強いので、同氏が抜けたら、この会社は成り立つのか?、かなり疑問です。
 
  
 産経新聞より ---------
 
 日本振興銀行 木村剛会長を解任 赤字決算の引責で
   
 中小企業向け融資が専門の日本振興銀行の木村剛会長(48)が10日の取締役会で解任されていたことが15日、分かった。
 
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 関係者によると振興銀は平成22年3月期決算で最終損益が51億円の赤字に転落する見通しで、責任を明確にした。17日に発表する。
 
 西野達也社長は留任する。
 
 振興銀は16年4月に設立されたが、最近は貸出先の中小企業の経営環境が厳しくなり、業績が急速に悪化した。
 
 金融庁が昨年6月から始めた検査では、100億円前後の引当不足を指摘したという。
 
 振興銀は商工ローン大手のSFCGから買い取った債権が、他行にも売却されていた「二重譲渡問題」を抱えている。所有権をめぐっては訴訟中で、結果次第では引当金の積み増しが必要になり、業績回復は厳しいとの見方もある。
 
 22年3月期の自己資本比率は7・8%と国内業務を行う銀行に必要な4%以上を確保している。
 
 木村氏は振興銀の事実上の創業者。日本銀行出身の経営コンサルタントで、小泉政権下の大手銀行の不良債権処理をめぐる問題では金融庁顧問を務めた。
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 木村剛氏は一度しか会ったことはありませんが、非常に優秀でまた野心的な人です(笑)。 
 
 彼なら、一回破綻しても何回でも復活しそうな気がします・・・・・・・・
 

 
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