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 今の日本航空は、債務者区分で言えば「破綻懸念先」または「実質破綻先」に該当すると思われます。
 
 そんな会社に無担保で追加融資したら、普通の銀行は貸した瞬間に貸倒引当金を50%超つまなければいけません。(50%超の損失が貸した瞬間に発生するということ)
  
 政策投資銀行は、国が100%株式を保有しているとのことですが、この2000億円の融資(今のところ550億円)で、少なくも1000億円以上の損失が帳簿上発生します。
 
 その穴埋め資金は当然税金・・・・・・・・
 
 産経新聞より引用 ----------
 
日航再建 資金繰り支援で融資枠を2000億円に拡大 関係閣僚が一致
 
 日本航空の経営再建をめぐり、菅直人副総理兼国家戦略担当相や前原誠司国土交通相ら関係閣僚は3日、首相官邸で協議を行い、主力取引銀行の日本政策投資による融資枠を現在の2倍の2000億円に拡大することを申し合わせた。
 
 政投銀は、日航向けに1千億円の融資枠を設定しており、すでに550億円の融資を実行している。
 
 しかし、日航から支援要請を受けた企業再生支援機構が法的整理を活用する案を主力取引銀行に提示したことが表面化し、信用不安が拡大。
 
 燃料の調達などで現金決済を求められる懸念が強まったことを受け、日航の資金繰りに支障が生じないよう政府が政投銀に融資枠の拡大を要請した。
 
 当面の資金繰りを手当できたことにより、今後の焦点は、企業再生支援機構による支援の可否に移る。
 
 支援機構は法的整理の活用を含め今月半ば以降に日航の再建を支援するかどうかを判断するとみられる。
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 結局、国の負担が増大した挙句に法的整理になるという、最悪のシナリオにまい進しているように見えますが、いかがでしょう・・・・・・
 

 
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