こんばんは、DJ TAKI-SHITです。
数ある切ない系のコード進行の中で、最もポピュラーで簡単にセツナポジティブ感が出せる 4-5-3-6進行について、書いてみたいと思います。
ヨンゴーサンロクってどういう事ですか?っていう方は、過去にこんなことを書いてますので、こちらを参照してみてください。
ダイアトニックコードを習得しよう
http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11680988270.html
ざっくりいうと、音楽理論上のコードのドレミファソラシドのことです。
(Key Of C)
C - Dm - Em- F - G - Am - Bm(♭5)
Ⅰ- Ⅱm - Ⅲm - Ⅳ - Ⅴ - Ⅵm - Ⅶm(♭5)
これがダイアトニックコードです。
今回は 4-5-3-6 なので、
F - G - Em - Am ということになります。
ピアノで軽く弾いてみました。こんな響きです。ちなみにこちらのキーはKey Of Dになって
います。ですので、さっきのKey of Cよりも二つ半音を上がってる響きです。
コードでいいうと、GM7 - A7 - F#m7 - Bm7 こんな感じで7thを付加しています。
http://tokyo-dtm.com/mp3/4-5-3-6.mp3
どうでしょう? あ~これね!ですよね。
この4-5-3-6進行を使ったコードJ-POPにも無数にあります。
分り易いのだと、小室さん作クラシックのコレ。
渡辺 美里 [My Revolution]
良い曲ですね~、イントロからガッチリ使われてますね。
まあとにかくJ-POPにはやたらめったら使われています。あとは、サザンオールスターズの曲
にもとっても多いです。「涙のキッス」「いとしのエリー」「tsunami」に使われてます。桑田さんのソロ曲では「悲しい気持ち」「祭りのあと」なんかもそうです。
ズバリ言ってしまうと、4-5-3-6進行というのは日本人が好きなコード進行なんですね。
このコードの響き良さというのは、ただ切ないだけではないんですね。切ないけどがんばろう的なJ-POPに非常に大事な「セツナポジティブ感」というのがキーワードになってると思います。
そして洋楽では、この4-5-3-6のループのみで構成されてるこちら。
Madonna-Holiday
コードの進行のみを古い曲から借りてきて、今風のアレンジにしてしまえば新しい曲が出来上がります。
なんとなくJ-POPライクな曲を作りたいと思ったらまずは、定番の4-5-3-6進行で作ってみると手堅いです。
今日の1曲
最近良く聴いてます。文句ナシのカッコ良さ!
The Rebirth - This Is Coming To?