こんにちは。
ものを食べてるときに、くしゃみをすると、どうしてあんなに悲惨なことになるのでしょう。
たけ蔵です。
さて。
こんな本を読みました。
『宇宙は何でできているのか』
見た目とは違って、中身はなかなか難しいです。
女性と同じですな。
途方もない広さをもつ「宇宙」と、
顕微鏡でも見えないような小さい「素粒子」。
この相反する二つのものが、実はつながっている、という話です。
宇宙がなにかを調べようとすると、素粒子の研究になるのです。
物質をどんどん細かくしていくと、原子になります。
原子はさらに、原子核と電子にわけられます。
電子はもうこれ以上小さくはできませんが、原子核は小さくできます。
陽子と中性子で、これらはさらに細かく分解できます。
それが、クォークという素粒子です。
137億年前、宇宙ができたとき。
すなわち「ビッグバン」のとき、そこには水などの分子や原子、なんてものはなく、素粒子だけがあったとされています。
そしてその名残が未だに宇宙にはあるのです。
われらが大先輩、あの湯川秀樹も、この分野の研究で1949年にノーベル賞をとりましたし、
2002年の小柴さんもまた、ニュートリノという素粒子の発見でのノーベル賞受賞、
2008年には、小林・益川両氏が素粒子研究でノーベル賞をとりました。
宇宙はどのようにして生まれたのか?
宇宙は今後、どのように膨張or収縮してゆくのか?
素粒子研究に、期待が高まります。