農業研修・秋冬 ~壮絶な戦い~
みなさま、コンニチワ
タケウチです。
すっかり寒くなりましたね・・・
もう12月、年末です。街はイルミネーションにあふれていますが、この時期は忘年会、お歳暮、年賀状、クリスマス、大掃除、お正月と何かと忙しく、気をつけていないとあっという間に年が明けてしまいます。
気を引き締めていきましょう
さて、先々週末・先週末と、タケウチは久しぶりに茨城の鯉淵学園にある農場に行ってきました。このブログでも夏の農場の様子をお届けしていましたが、秋冬も引き続き野菜を育てていたのです。
まずは、先々週末の野菜たちの様子からお届けしたいと思います。
ダイコン!

ブロコッリ!

キャベツ・・・?!
後半は悲しい感じになっていますが、実は、ハクサイやキャベツなどの葉物野菜は、ことどこく害虫に食べられてしまったのです・・・
キャベツの周りにある枝のようなものは、葉の部分が食べられてしまい、茎部分だけキレイに残ったものです。壮絶な戦いだったことを物語っていますね・・・
10月に農場に行った廃棄物ビジネスコンサルタントの貴船さんのブログ には、害虫たちとの壮絶な戦いの記録がつづられています。貴船さんがモンスターと戦う勇者に見えます・・・
農業コンサルタントの山田さん 曰く、今年からこの農場で作付けを始めたので虫の天敵がまだ農場にいないとのことでした。3年もすれば農場の生態系が保たれて虫による農作物への被害も減るのだそうです。
現に鯉淵学園の農場でも、11月頃に葉を食べてしまうにっくきヨトウムシの天敵(カビ)が農場に出現し、退治してくれたのだそうです。
農薬を使って虫を駆除する方法では、いつまでたっても虫は減らないことになりますよね。
自然は偉大です。
今、「生物多様性」のあり方について国際的に議論されたりしてますが、こういったところにその答えがあるような気がします。
この日の収穫はこんな感じでした!
(左の写真は、バイオ燃料やCO2排出権ビジネス担当の岡崎さん と、食品リサイクルビジネスコンサルタントの下川さん です)
しかし、あれだけ虫の被害にあっても、それでもある程度復活しているのだから、野菜の生命力は私たちが考えている以上に強いですね。
最後に、鯉淵学園さんの銀杏並木です。
黄色のじゅうたんが美しいです・・・
つづく!