たけぷろ

フリーの絵描きとして、似顔絵ウェルカムボードやイラスト・カットなどの仕事をやっています。


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二人展のお知らせ

ちょっと久しぶりすぎてアメブロがどんなだったかも思い出せないところですが…

 

明日から博多の天神で展示です。いつもの二人です。

 

 

毎年やってたけど間隔があいてしまったので、再構築というていでやります。

 

こんな感じです。

 

ぜひよろしく。

絵描きとしてよく尋ねられる事

「どうしたら絵が上手くなりますか?」

というのは、絵を描く人なら多くの人が一度は尋ねられる質問だと思います。僕も単純に、「どうやったらあんなに動けるようになるんだろう」とか思いますので、尋ねてくる方の気持ちは分かります。


 とはいえ、それに対するお返事としては

「たくさん描きましょう」

と答えるしかありません。生まれた時から何でもリアルに描ける人はいない訳です。


 ものすごく個性的なタッチを元々持っていて、多くの人がそれを評価してくれる、さらに自分でもその絵で満足してる。そういう稀有な状況に生まれた方なら、絵の練習は必要無いと思います。むしろ練習しない方が良いとさえ思います。

 しかし、多くの人はそうでは無いし、普通「もっと上手くなりたい」と思うでしょう。生きていれば、いろんな人が描いた、いろんな絵を目にします。そのデータが脳に蓄積されていきます。その膨大なデータが脳内で互いに比較され、「好きな絵」「上手な絵」「自分にも描けそうな絵」など、自動的に分類されていきます。

 つまり、絵の練習をしなくても、絵に対する情報はどんどん増えていきます。その状態でおもむろに絵を描くと、脳にある「上手な絵」と、今まさに自分が描いた「自分の絵」にものすごい差がある事に気がつきます。

 当然です。脳にあるものを手に伝える練習や、頭に漠然とあるイメージを、頭の中だけでより具体的にする練習が出来ていないからです。「理想のイメージ」を頭で作り、その「理想のイメージ」を手が再現できるように、手を理想的にコントロールできるように、脳を鍛えなければいけないのです。

 

 要は運動の練習と同じだと思います。理屈と感覚を突き詰めて、少しでも理想的な動きに近づけていく作業。


 しかしもう一方で、脳の中にどれだけ素晴らしいイメージを作れるか、というのも重要になってきます。まずそれが無いと、手をどう動かすか、という道筋ができません。それには、とにかく見る事。見せる事。


 人の絵を見る。こういうの好きだな、と感じる物をどんどん取り込んでいく事。また、人に絵を見せる事。何らかの公募展、ネットなどに発表して、他人の絵と比較する、意見をもらうという意味もありますが、「人に見せるんだ」と思う事で、その作品が自分の中で完成だと思える到達点を、より高い所に位置づける、という面もあります。


 よく小学生なんかが、「色を塗ったら失敗するから」という理由で鉛筆の線描きで完成にする場合があります。しかし、マンガのキャラクターなら絶対にペン入れした方が見栄えがするし、さらに色を塗った方が絶対に目を引きます。一人で満足しているなら線描きでもいいのですが、「人に見せて恥ずかしくないものにしたい」と思うのなら、出来る限りの技を注ぎ込むべきなのです。それが、次の作品をより高める事に繋がります。


 やっぱりとにかく描くしかないです。そして、同時進行で考える。どうすればもっとすごいの描けるだろう、どうやったらあの色だせるだろう、どうやったらあの人みたいな絵が描けるだろう。


自分への戒めとして、描いておきます。

 


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三度目の誰何

 ペテル・クリスティン・アスビョルンセン作「三匹のやぎのがらがらどん」より

透明水彩、色鉛筆

 原作の絵本に特に大きな思い入れがあるとかでは無いんですが、かなり好きな作品です。昔話や童話によくある「繰り返し」「怪物退治」という展開が、読者(の子どもごころ)を掴むのだと思います。見る人によっては残酷描写と感じるかもしれませんが…。

 この絵を見た何人もの方から、ジブリからの影響を指摘されました。はあー…どうしてもですね…三つ子の魂百までというやつでしょうか、この呪縛から逃れる事は出来ないでしょうね…。


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LINEスタンプ:ブーブースーツ

 認可おりたて、スタンプとしては通算4つ目。この「ブタの着ぐるみを着た子ども」のキャラクターは10年以上前に考えてたやつです。これで相当バリエーション出来そうですね。

 ちょっと試したい事が合って16個しか登録しませんでした。後から追加は出来ないそうなので、他のよりかなり割高になります。


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王様の星

サン・テグジュペリ作「星の王子さま」より コピックマーカー 色鉛筆

 原作にそういう描写は無いのですが、星に石畳を敷き詰めてみました。元々あるものに虚飾を重ねた感じが出せたのではないかと思っています。

 作者本人の挿絵ではもっと星が小さいのですが、さすがに王子さまが立つ所が無くなってしまうので、少し星を大きくしてあげてます。


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